ep1 Pilot 第1話「シカゴ消防局51分署」

シカゴ消防局51分署の消防士・救命士が、いつものように出動した現場でダーデンが殉職する。それが原因で、はしご第81小隊の小隊長ケイシーと救助/レスキュー第3小隊の小隊長セブライドは仲違いをするようになっていた。1ヵ月後、やる気に満ちた新人の候補生ミルズがやってくる。ケイシーは婚約者ハリーと微妙な関係にあり、セブライドは右肩の痛みを隠しているなど、それぞれに問題を抱えている隊員たち。シカゴ市長が訪れる日の夜、ビルで大きな火災が発生し現場に急行する。

ep2 Mon Amour 第2話「愛しき人」

工事現場の崩落事故が発生し、セブライドは初老の男性ピーターの救助にあたるが容体は悪化していく。一方、ダーデンの家族と偶然に会い、彼らを気遣うセブライドに対し、妻ヘザーは夫が消防士になったのはセブライドの影響だと言って頑なに心を閉ざす。51分署では、週末に恒例のバーベキューが開かれることもあり、明るい雰囲気が戻ってくる中、大隊長ボーデンの古い親友の娘ニッキーが署の仕事を手伝うことに。ニッキーはセブライドに気のあるそぶりを見せるが…。

ep3 Professional Courtesy 第3話「信念」

夜勤時に交通事故の出勤要請が出る。乗用車とバンの追突事故で逆さになったバンの親子は重症。乗用車の男は明らかに飲酒運転だったが、ケイシーらがバンの救出作業中に警察が男を病院へ連れていき、飲酒の証拠も消えていた。実は男は汚職まみれで悪名高い、シカゴ警察のボイト刑事の息子だと判明。ケイシーは同僚の救急救命士ドーソンの兄で刑事のアントニオに相談する。一方、現場で腕が痛そうに見えたセブライドを、ルームメイトで同性愛者の救急救命士シェイは心配する。

ep4 One Minute 第4話「1分の重み」

ハロウィーン前夜。ボーデンがハロウィーン好きということもあり、51分署でも準備が進んでいる。その夜、使われていない倉庫で火災が発生し、中で生活していたホームレスたちが消防士たちに救出されるが、現場は危険な状態に。退避命令が出るも、ミルズは中に戻って救助したいと訴えるが、ボーデンに止められる。セブライドはボヤの現場に出動するが、同じ家で2週間前にもボヤが起きていたことに気づく。一方、ケイシーの車が何者かによって車上荒らしの被害に遭う。

ep5 Hanging On 第5話「痛みと忍耐」

ボイト刑事の嫌がらせが婚約者ハリーにまで及び、ケイシーは激怒。さらに警察がボイトの件を捜査しようとしないのを見て苛立ちを募らせるが、ボーデンは暴走しないよう忠告する。子だくさんのハーマンは知り合いが始めたビジネスに千ドルをつぎ込むも、ねずみ講だと判明し困り果てていたところ、同僚のオーチスが助け舟を出す。一方、事故に遭った少女に施した処置が職務権限の範囲を超えているとして、事情を聞かれていたドーソンに処分を伝える手紙が届くが…。

ep6 Rear View Mirror 第6話「裁きの時」

カフェにドーソンを呼び出したハリーは、ケイシーがボイト刑事の息子について証言をすることになっているが自分は止めることができないので、ドーソンに証言をやめるよう説得してほしいと頼む。とあるアーティストの男がビルの屋上から降りられなくなった現場で、救助に当たるケイシーらの前にまたもボイトが姿を現し、挑発を受けたケイシーは逆上する。一方、大規模なビル火災が発生した現場では、ボーデンが野次馬の中に、現場を見つめる少年アーニーに目を留めていた。

ep7 Two Families 第7話「2つの家族」

保育園に出動した51分署。地下では覚せい剤が作られており化学物質が現場に漏れていたため、全員が規定の薬物検査を受けることになる。強い鎮痛剤をこっそりのんでいたセブライドは、焦ってシェイに相談する。一方、先日の火災現場にいた少年アーニーの姿があり放火の可能性を疑うボーデンは、彼を消防署見学に招待して子供の扱いに慣れているハーマンにようすを見てもらう。この日2度目の出動先は、銃創患者のいる現場。被害者の1人は消防士クルースの弟だった。

ep8 Leaving the Station 第8話「試練」

51分署に研修中の消防士2名がやってくる。彼らがカナダ出身と聞いて異様な反応を示すマウチの過去に、一体何があったのか? 列車事故現場に出動したケイシーたち。車にはねられ体の一部が切断された女性を見てショックを受け、立ち直れずに休暇をもらい家に帰ったミルズは、母親に消防士をやめるよう言われる。シェイと再会した元恋人で、今は結婚して妊娠中のクラリスがシェイの職場を訪れてくる。シェイを振り回し傷つけるクラリスに、ドーソンは厳しい目を向ける。

ep9 It Ain't Easy 第9話「つらい運命」

機械工場の出火現場に出動した51分署。セブライドとバーガスが排気のため屋上に上がるが、爆発が起きて煙を吸い込んだバーガスが肺を負傷し、検査を受けることに。今回も現場近くで火事を見ていた少年アーニーを問い詰めるセブライドをボーデンは制止するが、アーニーの件にどう対処するか悩む。オフィスビルのエレベーターが途中で止まって動かなくなり、ケイシーがシャフトに降りると、マークという男が放っておいてくれと嘆く。エレベーターの中には重い金庫があった。

ep10 Merry Christmas, Etc. 第10話「不穏なクリスマス」

クリスマスが近づき署内も飾り付けなどが進んでいる。弟リオンがギャングのボス、フラコの組織から抜けるため大金を要求されたクルースはひとり悩んでいた。ある日、51分署が出動した住宅のボヤ現場で、家主がダイヤのネックレスがなくなったと主張。消防士たちが疑われ、捜査のために分署に現れたのはケイシーと古くから確執のある男だった。セブライドに鎮痛剤をこっそり渡していたシェイは薬の容器の数が合わないことが発覚し、ボーデンに説明を求められ窮地に陥る。

ep11 God Has Spoken 第11話「神の裁き」

救急車がトラックに激突され、病院に搬送されたドーソンとシェイ。外傷性脳損傷と診断されたシェイは、しばらく入院することになる。セブライドが見舞いにくるが距離を置こうとするシェイ。一方、複雑な家庭環境に育ったケイシーは服役中の母親に面会に行く。審問会で仮釈放を認める証言をして欲しいと頼まれるが、母親を許せずにいる姉クリスティとの間で板挟みになり悩む。シェイの代わりに救急隊員として加わったミルズは、好意を寄せるドーソンとの距離が縮まる。

ep12 Under the Knife 第12話「決意」

ミルズと一夜を共にしたドーソンは、衝動的な行動に少し後悔の色を見せるが、それを察したミルズの優しさに心が揺れる。薬物依存を克服しようと決意したセブライドは、職場復帰したシェイに腕の痛みの件をボーデンに話すと約束する。街はずれの倉庫に放置されたトラックから複数の密入国者の遺体が発見される。唯一の生存者ローサは、スペイン語でドーソンに救いを求めるが…。一方、先日の火災現場での自らの行動に対し罪の意識が消えないクルースは、仕事を無断で休んでいた。

ep13 Warm and Dead 第13話「それぞれの決断」

セブライドは恋人レネーと共にスペインへ移住することを楽しみにしていた。そのレネーから整形外科医を紹介されるが、手術をすれば後遺症のリスクがあると言われて悩む。ボーデンにアーニーから電話がかかってきて、助けを求めているようだったが途中で切られてしまい嫌な予感がする。一方、ケイシーが母親の仮釈放の審問会に行くと聞いたドーソンは付き添うことに。ミルズは少年が飼い主を求めて51分署に連れてきた犬を預かるが、ボーデンらの許可が出ず戸棚に隠す。

ep14 A Little Taste 第14話「苦い思い」

病院で検診を受けたセブライドは医者から完全復帰の許可を得る。51分署の仲間たちはセブライドの復帰を歓迎するが、セブライドの代わりに応援でやって来ていた元婚約者レネーの兄エリック・ウェイリーは、妹を傷つけたセブライドに対して攻撃的な態度をとる。一方、このところ管轄内で薬物の過剰摂取による事故が多発しており、独自に捜査をしているアントニオ刑事が51分署にやってくる。ケイシーの母ナンシーは、息子と住むことを条件に仮釈放となるが…。

ep15 Nazdarovya! 第15話「悪魔との取引」

何者かに撃たれた兄アントニオを、たまたま通りかかった救急車で病院へ搬送してもらうドーソン。命はとりとめたものの、ドーソンはまだ命を狙われている兄のために危険を承知である行動に出る。ウェイリーはセブライドに自分の態度を謝り、妹レネーと音信不通になっておりセブライドから連絡して欲しいと頼む。困惑しながらも、居場所を突き止めたセブライドは会いに行くが…。ハーマンとオーチスらは、自分たちが経営するバーのオープンに向けて忙しく準備を進めていた。

ep16 Viral 第16話「許し」

元恋人クラリスとよりを戻したシェイは、クラリスの生まれたばかりの赤ちゃんの親権を彼女の夫ダニエルと争っている。そんな中、シェイがホームレスに打った注射針が自分の腕に刺さってしまい、感染の危険が生じる。住宅火災の現場で、精神的に不安定なクルースが無謀な行動をとって意識不明になり、助けに入ったマウチも危険な目に遭う。ケイシーはクルースに2度と同じことがないよう決断を迫る。一方、ケイシーは仕事中の母親の行動が心配で姉クリスティに世話を頼むが…。

ep17 Better to Lie 第17話「やさしい嘘」

消防学校の晩餐会が近づき、ケイシーは殉職したダーデンの妻ヘザーに誘われて一緒に行くことに。セブライドの元消防士の父ベニーも出席するため51分署を訪れるが、ミルズを紹介されて表情が曇り、ボーデンとの間にも緊張感が漂う。ミルズは古い資料から、消防士だった父が亡くなった時、ベニーとボーデンが一緒に現場にいたことを知り、ベニーに話を聞きたいと思い始める。ハーマンとオーチス、ドーソンは、開業準備中のバーの金庫から見つかった契約書に頭を抱えていた。

ep18 Fireworks 第18話「英雄の資質」

セブライドの父ベニーがボーデンに言っていた、ミルズの両親に関する衝撃的な事実を聞いてしまったドーソン。ミルズと交際している自分はどうするべきかボーデンに相談するが、余計なことはするなと言われる。一方、ミルズは父親の死について調べ始める。労働組合ともめてレストランを放火されたタクスホーン。セブライドらは彼ともめている組合のクリンスキーが怪しいとにらむが、放火捜査のプロだったベニーは現場を見て、犠牲者のほかにもう1人いた証拠を見つける。

ep19 A Coffin That Small 第19話「小さな消防士」

51分署のメンバーが消火栓を点検した帰り道、犬が助けを訴えているためアパートのランドリーシューターをのぞくと少年テイが転落していた。すぐに救助して病院へ搬送するが、状態はよくない。ケイシーは職場でヘザーとの関係についてセブライドの誤解を解こうとするが、大声で反論されたため署内に知れ渡ることに。そんな中、51分署が銃撃を受ける。バイカン刑事はボイトが指示した可能性を示唆。ケイシーはギャングが消火栓にドラッグを隠していることに気づく。

ep20 Ambition 第20話「野心」

今ははしご隊だが、セブライドが率いるレスキュー隊を目指すミルズ。セブライドは応援するが、ケイシーやはしご隊の仲間はよく思っておらず、親身になるセブライドを見てレスキュー隊の面々も複雑な思いを募らせる。候補生として救急隊に入ったタラは、現場で対応に遅れが出がちで足を引っ張るが、署に戻るとセブライドに親しげに話しかけたりする。ある日、銃で撃たれた男の通報を受けて出動すると、死亡していた被害者はボイト逮捕のおとり作戦に協力してくれたカーチスだった…。

ep21 Retaliation Hit 第21話「報復の始まり」

セブライドは内務調査部に出向き、タラの訴えが事実と異なることに驚く。マウチから注意されていたにもかかわらずタラに直接会ったセブライドは、不利な状況に陥り、過去の女性関係まで調べられる。ミルズは彼の活躍を気に入らないハドリーに嫌がらせをされて、最初は笑ってごまかしていたが限界を超える。一方、ボイトは逮捕が不当だったと主張し、自由の身となる。出所後は、マートル・ビーチの家でゴルフ三昧の生活を送ると予想されていたが…。

ep22 Leaders Lead 第22話「孤独なリーダー」

セブライドはタラを待ち伏せ、2人の間には何もなかったのに訴えたのはなぜかと責めるが、タラは逃げ去る。八方ふさがりの状況に苛立つセブライドにシェイは、タラの過去を調べるよう提案。セブライドはアントニオに頼んで調べてもらう。一方、建築の崩壊現場で婚約者を亡くした女学生が、ボーデンに対して「何もしなかった」と激しくののしる。沈んだようすのボーデンをハーマンは自宅のディナーに誘い、ボーデンの立場の困難さを思いやり励ましの言葉をかけるのだった。

ep23 Let Her Go 第23話「別れの時」

ケイシーの元婚約者ハリーが火災で亡くなり、ショックを受ける51分署のメンバーたち。ハーマンらはバー“モリーズ”のオープンの延期を考えるが、ハリーの人生を讃える会を開くことにする。ケイシーは捜査に協力するためアントニオを訪ね、驚くべき事実を知る。ボーデンがケイシーの精神状態を考え仕事から外したため、ケイシーはアントニオの捜査に同行。ハリーが働いていた診療所が大量の処方箋を出していたことなどが判明し、所長に揺さぶりをかける作戦を引き受けるが…。

ep24 A Hell of a Ride 第24話「山あり谷あり」(最終話)

傷心を抱えたまま出勤しているケイシー。シェイは人工授精が成功したかを知るため、病院で採血し結果を待っている。ミルズはセブライドから今日にもレスキュー隊への転属が決まるかもと言われて、期待に胸がふくらむ。出動命令が出た51分署はクック郡刑務所へ向かう。火元の特定のため看守の案内で奥へ入るケイシーたち。刺された受刑者が発見されてドーソンが呼ばれ、消火を終えたケイシーらが戻ろうとした時、所内の電源が落ちて錠が開かなくなり、中に取り残されてしまう。

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