ep1 Always 第1話「永遠に」
悲劇的な爆発事故から6週間後。ボーデン率いる51分署に負傷したミルズが退院して復帰し、新しい救急隊員シルビー・ブレットが配属される。だが、シェイの死を引きずるドーソンは元気がなく、セブライドも立ち直れず無断欠勤が続いていた。心配したケイシーは都会を離れて暮らすセブライドを訪ねる。ボーデンはドーソンがオースティンの105分署に戻って消防士として働く手続きを始める一方、ケイシーと105分署のウェルチは現場で険悪なムードに。
悲劇的な爆発事故から6週間後。ボーデン率いる51分署に負傷したミルズが退院して復帰し、新しい救急隊員シルビー・ブレットが配属される。だが、シェイの死を引きずるドーソンは元気がなく、セブライドも立ち直れず無断欠勤が続いていた。心配したケイシーは都会を離れて暮らすセブライドを訪ねる。ボーデンはドーソンがオースティンの105分署に戻って消防士として働く手続きを始める一方、ケイシーと105分署のウェルチは現場で険悪なムードに。
シェイとの思い出が多すぎる自宅に戻る気になれないセブライドは、一時的にケイシーとドーソンの新居のゲストルームで暮らすことになる。仕事にも復帰するが心の傷はいえず、夜な夜なバーで酒を飲み悲しみを紛らわせていた。ケイシーは、ある目的のために、105分署への異動を控えたドーソンが訓練中の消防学校を訪れる。クルースとマウチは、ハーマンにモリーズ2号店のアイデアをプレゼンし、ミルズは父親に関する新たな事実を知ることに。
建物の火災で出動したケイシー率いるはしご第81小隊は、同じく現場へ向かう105分署のはしご車と衝突して大惨事に。大勢が負傷する中、105分署のはしご第66小隊の運転手モリーナが危険な状態に陥り、マウチは目に大怪我を負う。動揺する署員たちは、お互いを責め合い現場は大混乱に陥る。一方、ボーデンはドーソンをはしご第81小隊に入れる方法を思いつくが、そのためにはケイシーとドーソンの関係に目をつぶらなければならなかった。
ドーソンは51分署でケイシー小隊長のもと、はしご第81小隊で候補生として消防士の第一歩を踏み出す。爆発事故の後遺症でレスキュー隊の仕事を続けられなくなったミルズは、現実を受け入れ救急隊員として再出発することに。ミルズはレスキュー隊を去ることになった自分に対するセブライドが、何のフォローもしてくれないことに淋しさを覚える。一方、酒に溺れ、署員たちとも距離が生じるセブライドに対して、ケイシーはしっかりするようにいう。
51分署を突然訪れてきた婚約者ハリソンに対して距離を置いていたブレット。成り行きで一夜を共にし、一緒にインディアナへ戻ろうと誘われ迷う。ハーマンは、候補生ドーソンに対するケイシーの公私混同とも受け取れる態度が気に入らず、ボーデンに直訴する。一方、ドーソンもまた他の候補生と違う扱いを受けることを誰よりも恐れていた。姪のバイオレットに呼び出されたケイシーは、姉クリスティが離婚寸前であることを知り、夫ジムに会いにいく。
ケイシーは姉クリスティの夫ジムの裏の顔を暴き出し、ジムに宣戦布告。副業で探偵業をやっているニューハウスに優秀な弁護士を紹介してもらうが、クリスティは裁判でジムと争う決心がつかない。一方、ニューハウスに探偵業の手伝いを頼まれたミルズは、簡単な仕事のはずが思わぬ事態に直面する。ドーソンはハーマンのもとで消防士としての特訓を受けるが、熱血指導にうんざり顔。セブライドは、みんなでラスベガスへ遊びに行こうと署員たちを誘うが……。
ラスベガスから戻ったセブライドは上機嫌だが、署員たちはセブライドの報告に驚く。そんな中、住宅火災で出動した51分署は、地下室から住人のアンドリューを救出する。だが、外に出される際に彼が持っていた箱を落とし、散らばる写真を見たセブライドは犯罪の可能性に気付き、シカゴ警察21分署特捜班の刑事ボイトとリンジーを呼ぶ。一方、モリーズ2号店の開店が迫る中、看板メニューもシェフも決まらず、クルースは困り果てていた。
「シカゴ P.D.」シーズン2 第7話:弄ばれた魂とのクロスオーバー・エピソード(後半話)
ビルの屋上にヘリコプターが墜落し、現場に向かった51分署。ビルは火災となり、付近には墜落した機体が散乱、多くの人が負傷する大惨事となっていた。消防士たちは、ビル内の被害者を捜索しながら救助を開始。ドーソンはアクシデントに見舞われながらも、果敢に救助活動を行う。セブライド率いるレスキュー第3小隊は、不安定なヘリコプターの救助を担当。ブレットは、現場近くでバンに閉じ込められた男性を救助しようとするが……。
ケイシーたちは往来の多い十字路で、トレーラートラックから塩酸が流出した現場に出動。ドーソンはケイシーの許可なく、防護服なしで行った危険区域での命がけの働きで塩酸の拡散を防ぐが、命令を無視したことでケイシーとの関係は最悪の状態に。ミルズとブレットは、高校のプールで溺れたジェイソンを処置するが、思わぬトラブルに巻き込まれてしまう。一方、マウチはデートで問題を抱え、セブライドはブリタニーの過去について知ることに。
クリスマスシーズンのシカゴ。住宅火災現場で妻を残し、いち早く自分だけ脱出した夫。妻は風呂場にいると訴えるが、違う場所にいた妻をセブライドがどうにか救出する。夫の行動に消防士たちは呆れるが、テレビのインタビューを受けた夫が嘘の話をしてヒーローだと賞賛されるのを見て、さらに呆れる。しかし、現場の調査で不審な点があったことが判明する。一方、妻ドナの出産が間近に迫っているボーデンは、新しい家族を迎え入れる準備をしていた。
6時間前、路地で負傷者を搬送しようとしていたミルズとブレットが失踪した。シカゴ警察21分署特捜班の刑事ハルステッドが捜査に乗り出し、ドーソンらも現場周辺で手がかりを探して行方を突き止めようとする。ボーデンの生まれたばかりの息子テレンスは、合併症の可能性があり予断を許さない状況が続く。一方、貸し倉庫の火災で出動したケイシーたちは、被害が広がる前に鎮火する。だが、火元の倉庫を検証したところ意外なものを発見する。
火災現場の貸し倉庫で、ある新聞記事の切り抜きを見つけた51分署の消防士たち。セブライドが中心になり、さらに詳しく調べるために警官のアトウォーターに協力を求める。同時に、セブライドはシェイが死んだ建物にドーソンと2人で調査に向かう。一方、交通事故の現場にケイシーらが向かうと、被害者の1人が51分署にも馴染みの深いオルロフスキー牧師だった。牧師は救出されるが危険な状態が続き、ケイシーは自分の判断が正しかったのか悩む。
シェイが死んだ火事が放火かもしれないと聞き、シェイの姉メーガンがやってくる。51分署の署員たちと思い出話をしたり、救急車に同乗してシェイの仕事を体験することに。一方、セブライドに服役中のハドリーから電話が入り、刑務所へ面会に来るよう言われる。冷たく断ろうとするが、ハドリーがシェイの火事が放火だと知っていたため会いに行く。クルースたちの家にはオーチスの祖母がやってくるが、英語がわからないロシア人でクルースは面食らう。
「シカゴ P.D.」シーズン2 第13話:神のあやまちとのクロスオーバー・エピソード
厳しい冬の寒さに備えて、51分署でも準備が行われていた。そんな中、ドーソンが消防署の外で捨て子を発見する。間もなく赤ん坊の母親だと名乗る女性が現れ、ドーソンはそれを証明する書類を持参するようにいうが……。一方、シェイが死んだ火災の件について火災調査室のカニンガムがセブライドを訪ねてくる。だが、セブライドは思いもよらない提案を受けることに。ボーデンは職場を訪ねてきた父親の本当の目的を知り、どうすればよいか思い悩む。
ボーデンが長い休暇を取ることになり、代わりにチーフとしてパット・プリジェンがやってくる。51分署の署員たちは、プリジェンの高圧的な態度に違和感を覚え緊張感が高まる。さらに、ニューマンの交代要員として因縁のあるウェルチがレスキュー隊に入ることがわかり、セブライドは頭が痛い。そんな中、はしご隊とレスキュー隊がボウリング場でピンセッターに挟まれた男性を救助する。現場でのプリジェンの不快な態度を見かねたケイシーは……。
ボーデンの代理のチーフ、プリジェンが、個人的なことでケイシーに因縁をつけてくる。その後、アパートの火災現場でプリジェンが下した判断について、管理人の家族が弁護士を立てて消防署側に職務怠慢があったのではないかと申し立てをしてくる。プリジェンは保身を図り、ケイシーに全ての責任をなすりつけようとしたため、セブライドは行動に出る。一方、マウチは以前登録していた生殖医療センターに呼び出され、驚くべき事実を知ることに。
セブライドは高校時代からの親友スコット・ライスの意向を聞き、消防士として2度目のチャンスを与えて51分署のレスキュー隊に入れてもらうようボーデンに頼む。ケイシーやオーチスは疑問視するが、ライスは試験的にレスキュー第3小隊に入ることに。オーチスは納得がいかないが、ライスの事情を知りショックを受ける。一方、ケイシーはストリップ・クラブのオーナー、ジャック・ネスビットに気に入られ店を拡張する仕事を請け負うことになる。
ハーマンが生まれ育った場所の近くで住宅火災が発生。避難した父親エドが、子供がまだ中にいるというのでハーマンが危機一髪のところで救助するが、子供の容態はよくない。署に戻ると警察が来ていて父親の素行に問題があったことが伝えられる。憤りを感じたハーマンは、独自に情報を得ようと動き出す。一方、51分署に海外から帰国したばかりのミルズの姉エリースが訪ねてくる。エリースの提案に、ミルズは自分の進む道について改めて考える。
工場で無水アンモニアが漏れ、30人以上が呼吸困難に陥る。応援の救急車が遅れていたため、はしご第81小隊、レスキュー第3小隊らが協力して従業員たちをシカゴ医療センターへ搬送する。ER(緊急救命室)にはインフルエンザの患者が大勢待っておりごった返す中、1人の男が手榴弾を取り出し「アラーは偉大なり」と叫んで爆破する。パニック状態になったERには、勤務初日を迎えた医師でシカゴ警察のハルステッド刑事の兄弟ウィルの姿もあった。
怪我の療養中のセブライドに代わり、ライスがレスキュー第3小隊の小隊長をつとめているため、ライスのポジションにミルズが入ることに。そのミルズの代わりにドーソンがブレットと救急車に乗ることになる。ケイシーは副業のストリップ・クラブの改装工事の件で、ジャック・ネスビットに疑念を抱く。ハーマンはコーチをつとめる少年ホッケーの大会に情熱を注ぐが、所属している息子ルークがあまり上手くなくチームのお荷物になっていることに悩む。
ミルズの後任として、救急隊にジェシカ・チルトン(通称チリ)が入って来る。張り切って51分署に馴染もうとするチリと署員たちは、今ひとつ噛み合わない。ライスはアパートの火災の最中、自給式呼吸装置の調子が悪いといって外に出るが、オーチスらは怪しむ。一方、ドーソンはアパート火災でビリーという男性を救出するが、上の階から救出された女性の状況からレイプと殺人未遂事件に発展。ニューヨークの性犯罪特捜班の刑事ベンソンがやってくる。
「シカゴ P.D.」シーズン2 第20話:手術着の男とのクロスオーバー・エピソード
ライスの行動をめぐり、彼をかばうセブライドとオーチスの関係が悪化。さらにはレスキュー隊とはしご隊の対立へと事態は悪化していく。一方、ケイシーが改装工事の件で関わったジャック・ネスビットの件で、51分署にボイト刑事が訪ねてくる。ネスビットが手を染めている怪しいビジネスの内情を探るため、おとり捜査に協力してほしいといわれ、最終的に協力することに。チリは自分のアイデアをビジネスにするべくハーマンを頼りにする。
セブライドはライスの言い分を信じるが、はしご隊とレスキュー隊の亀裂は広がるばかり。51分署に険悪なムードが漂い、セブライドの判断が揺らぎ始める。そんな中、倉庫火災の連絡が入る。中へ入ったドーソンとセブライドが動けなくなったことを知ったボーデンは、1人で室内へ捜しに行く。一方、ジャック・ネスビットの悪事を暴くために命懸けで警察の捜査に協力していたケイシー。ドーソンはあることを伝えるためにケイシーの家を訪れるが……。