ep1 Let It Burn 第1話「新たな火種」
妊娠を告げにケイシー宅へ出向いたドーソンは、ケイシーが捜査に協力していた事件の関係者、カティアの死体を発見する。ドーソンは兄のアントニオ刑事に連絡して、ケイシーを探すよう頼む。セブライドはリーダーシップに問題があるという理由で、地区次長のリドルから職位をはく奪されてしまう。そんな中、51分署は低所得者が多い地域での火災現場へ出動するが、現場のまわりには隣人によって車でバリケードが作られ、消防活動ができない状態になっていた。
妊娠を告げにケイシー宅へ出向いたドーソンは、ケイシーが捜査に協力していた事件の関係者、カティアの死体を発見する。ドーソンは兄のアントニオ刑事に連絡して、ケイシーを探すよう頼む。セブライドはリーダーシップに問題があるという理由で、地区次長のリドルから職位をはく奪されてしまう。そんな中、51分署は低所得者が多い地域での火災現場へ出動するが、現場のまわりには隣人によって車でバリケードが作られ、消防活動ができない状態になっていた。
ボーデンに妊娠したことを告げたドーソンは、希望通り火災調査室に配属される。早速、問題があった24番ストリートでの火災現場を検証することになり、火元以外に壁の内側が燃えていたことからプロの仕業だと見抜く。現場での対応の遅れを問われた51分署には内務調査が入る。セブライドは隣人カールに証言してもらおうと訪ねるが、近所の住民の目を気にして沈黙してしまう。一方、モリーズの近所に越して来た夫婦が騒音防止の条例違反だと騒ぎ出す。
ボーデンはダイナーにパターソンとケイシー、セブライドを呼び出し、署員全員が麻薬密売所の火災の件には関わらず、自分たちの仕事に集中しろと念を押す。パターソンは役職付きのみのミーティングにセブライドが同席していることを快く思っていない。セブライドと付き合い始めたジェイミーは、ドーソンが見ていた放火調査の資料の中にあったロジャー・マドックスという男を知っていると言う。一方、出動要請を受けた51分署は、再び24番ストリートへ。
シカゴ医療センターに運ばれ、子宮外妊娠だと判明したドーソンは、出血を止めるため2度の手術を受ける。セブライドはジェイミーのオフィスへ行き、ファイルを盗んだことは否定されるもののコンピューター科学捜査の存在を聞かされ、警察に調べてもらうことに。その結果、ドーソンの同僚スージーが浮上する。その後、セブライドに紛失ファイルの入った箱が届く。一方、近所に住む夫婦に条例違反だと訴えられたモリーズは営業停止に追い込まれてしまう。
51分署を訪ねた地区次長リドルは、ドーソンがはしご隊に復帰することに難色を示す。ボーデンはリドルに、次期局長の座を狙っているから、何かと51分署のことに口を出すのではないかと尋ねる。一方、結婚式の準備をしていたデビッドとレベッカの家が火事になり、51分署は閉じ込められていたレベッカたちの救助に当たる。ブレットとドーソンは幸せな結婚式の日に全てを失ってしまった2人のために、51分署で式を挙げさせてほしいとボーデンに許可を求めるが…。
火災現場に出動した51分署は女性と赤ん坊を救出する。現場を引き上げる際に、マウチは通りにいた女性の兄ボブのTシャツが大好きなバンドのものだと気づく。ボブはコンサートのスタッフだと言い、お礼に後日、チケットを4枚くれる。家の隣に短期間住む予定のセリーナ・ホームズから呼び出されたボーデンは、火を消し忘れて家の鍵を持たずに出てしまった彼女のために玄関を蹴破る。だが、火はついておらず、そのことで思わぬ容疑をかけられることに。
ウィーラー刑事に呼ばれ、身の潔白を主張したボーデン。ケイシーらに事件のことを相談し、ハーマンの妻の親友の弁護士アシュリーを紹介してもらう。だが、アシュリーは現段階では状況証拠が極めて不利だと言う。一方、パターソンから停職処分にされたセブライドのもとに、父親ベニーが消防局のチャリティー・パーティーに出席するためにやってくる。セブライドはベニーに心配する必要はないと助けを断るが、ベニーはパターソンの弱みを見つけ出す。
ボーデンの妻ドナは、夜中に荷物を取りに来たセリーナと口論になり、近所の住民に目撃される。後日、州検事補コットに暴行事件の容疑が晴れない場合は、マドックスの放火事件の証人になれないことを知らされたボーデン。ウィーラー刑事に家宅捜索され、マドックスの罠だと主張するが取り合ってもらえない。その上、セリーナは行方不明になっていた。そんな中、車の衝突事故現場で、ハーマンは火が出たキャンピングカーの中に子供がいると思い突入する。
逮捕されたボーデンの保釈のために、ドナは家を担保に借金をする。51分署ではリドルに新チーフとしてパターソンが任命される。パターソンはクルースが面倒を見ているフレディを署に来させるなと命じる。事故現場に出動中、通行人から女性消防士だと野次を飛ばされたドーソン。頭に来て怒鳴り散らす様子を動画に撮られ、テレビのニュースで流されてしまう。ケイシーたちは一連の出来事から、マドックスの件で証言する予定の者たち全員がハメられたと考える。
モリーズで働くことになったフレディに刺されたハーマンは、予断を許さない状態が続いていた。セブライドはフレディを署に招き入れたクルースに冷たく当たり、クルースも責任を感じる。その後、レスキュー隊の小隊長に復帰したセブライドは火災現場へ出動。ガス自殺を図ったらしい住人のジェシカ・ポープを助け出し、医療センターへ搬送する。現場で煙を吸い込んだクルースも咳がひどく治療を受けるが、密かにフレディを探しにギャングの溜まり場へ向かう。
「シカゴ・メッド」シーズン1 第5話:悪意 とのクロスオーバー・エピソード (中編)
「シカゴ P.D.」シーズン3 第10話:証言 とのクロスオーバー・エピソード(後編)
ハーマンが退院して職場復帰し、51分署のみんなは大喜び。クルースはハーマンに対して責任を感じ、フレディの悲惨な生い立ちを伝えようとするが知りたくないと拒絶される。その頃、南部で竜巻が発生。シカゴ市にも竜巻警報が発令され、それに備えて51分署も出動以外は外出禁止となる。やがて51分署の管轄内で竜巻が発生し、ケイシーらは悲惨な被災現場で救助活動に当たる。一方、目に見えて様子がおかしいチリは、現場でとんでもないミスをしてしまう。
ボーデンはチリを呼んで妹の死を悼み、しばらく休みを取るように勧める。だが、チリが拒んだため、現場でミスをしたことはツーストライクで次はないと警告する。チリはブレットが密告したことに腹を立て、冷たい態度を取り始める。一方、竜巻の被災者ドーンから避難所に呼び出されたケイシーは、息子のルーカスがいなくなったと聞き、家族が住んでいた家へ向かう。そんな中、避難所が閉鎖されるらしいと知り、ケイシーは居合わせたベックス議員を責める。
マウチとトルーディが消防署対警察署のボクシングの試合のホストをすることに。マウチはチケット代は何か良いことに使う予定だと発表する。消防署からはジミーが出ることになり、ハーマンはトレーナーを買って出る。ソルジャー・フィールドで火災と要請があり、51分署は出動するが、現場には紫の煙だけが発生しており火災の気配はなかった。その後、別の場所で爆弾予告があり、街に不安が広がる。チリは態度を改めることなくブレットと口論になる。
消防署対警察署のボクシングマッチを前に、ハーマンとドーソン以外はジミーが第1ラウンドももたない方に賭ける。だが、実はジミーはハーマンから指示を受けて実力を隠しており、第2ラウンドまで行きハーマンが儲けるという計画だった。ボーデンはチリを心配して話を聞こうとするが、彼女は大丈夫だと言うばかり。チリの様子が明らかにおかしいことに気づいたセブライドは、チリが勤務中にこっそり車内でアルコールを飲んだ現場を押さえる。
正式に議員に立候補することになったケイシーの決意にボーデンも賛同する。タマラが応援の集会を開くが、候補者名簿に名を載せるためには1週間以内に450人の署名を集めなければならない。ケイシーは地域のリーダーたちと会う中で、それぞれに利益絡みの思惑があることを知る。51分署には変わり者のオーグルが赴任してきてブレットの相棒になるが、彼の言動に署員一同イライラを募らせる。一方、はしご隊にはドーソンと同期のステラ・キッドが加わることに。
ベックス議員と厳しい闘いを強いられるケイシーのもとに、支持者のデニーが訪ねてくる。警察の監視カメラをなくしたいという元ギャング、ダンテの要望を考えたか聞かれ、ケイシーは断るが、母親や自分の過去を街中に暴かれたことから迷いが生じる。そんな中、車両火災で出動したケイシーらは、高校の目の前でドラッグが売買されている現場を目の当たりにする。その頃、ブレットは車両事故で父親と息子を救出し搬送するが、親子の様子に疑問を持ち密かに調べる。
一酸化炭素の警報を受けて出動した無人の家の煙突内に子供の遺体が。残留物のネックレスから、セブライドは以前行方不明になっていた知り合いの子供コートニーだと確信し、母親に知らせてしまう。殺人課のホロウェイ刑事は勝手な行動を非難するが、遺体が彼女だと判明した後、母親と連絡が取れなくなり、セブライドに会いに行くよう頼む。投票日が6日後に迫ったケイシー。ドーソンは消防署の仲間に協力を依頼し、最後の追い込みにかかっていた。
議員生活がスタートしたケイシーは、火災現場で安物の断熱材を使っていたギャロ建設が市の請負契約に入札していることを知り、議会で阻止しようとする。51分署のジミーとブレットが出動した現場で、ジミーがストレッチャーを取りに行っている間に被害者を撃った犯人が戻ってくる。男を撃ち殺すところを目撃したブレットは、IDを取り上げられ口止めされる。その後、ブレットはアントニオ刑事に相談するが犯人らしき人物を目撃して身の危険を感じる。
着替え中のオーチスの背中に、大きなあざがあるのを見つけたクルース。腰にも同じようなあざがあり、ブレットに言われて病院に行くが怖くなって血液検査をせずに帰宅してしまう。ケイシーは出動した現場で、高架下の柱に血まみれで縛り付けられていた少年ビクターを救助する。その後、51分署に少年の祖母が訪れ、近所のギャングの抗争に巻き込まれたがビクターに罪はない、3日後の卒業式に出席させてやりたいから、なんとかして欲しいと頼まれる。
ケイシーは政治コンサルタントだというスーザンから、思い通りに選挙に勝たせることができると言われ名刺を渡される。今の議員以外に興味はなかったが、突然1万ドルの賄賂が郵送されてきた件で倫理審査会のアルに追い詰められてしまい、助けてもらうためにスーザンに連絡する。ネイティブアメリカンのアートギャラリーで火災が発生。出動したレスキュー隊がロープを使った捜索を行うが、被害者を確認したクルースは勝手にロープを離れてしまう。
ケイシーとドーソンは、これまでにないほど充実した日々を過ごしていた。そんな中、住宅火災の現場でドラッグ依存症の母親を持つ男の子ルイを救助したドーソンは、彼の行く末が気になって仕方がない。ケイシーに里親になることについて相談するが、議員の仕事も忙しいケイシーにとって、今はタイミングが悪かった。ドーソンは十分に理解しているものの、諦めがつかない。一方、モリーズを手伝うことになったキッドは応援を頼んだセブライドといい雰囲気に。
ドーソンは児童福祉局のハービーにルイの里子の話をするために何度も足を運ぶが、なかなか会ってもらえない。書類の手続きは進んでおり、残る身元調査を兄アントニオに、推薦状をボーデンに頼む。ボーデンはケイシーに、そのことを伝える。建物の崩壊現場へ出動した51分署は、ジミーの兄ダニーのいる分署と合同で救助作業にあたることに。建物が限界だと感じたボーデンは中の隊員全員に避難命令を出すが、人の声を聞いたダニーはボーデンに救助の許可を求める。
兄ダニーが殉死して以来、ジミーは態度が硬化したままの状態が続いている。ボーデンが話をしようとするが、現場でのボーデンの判断に納得がいかないジミーは反抗的な態度をとる。ボーデンは隊員たちに今回のことを受けて、万が一の時のために愛する人への手紙を書くように言うが、ドーソンはなかなか書くことができない。一方、里親になる準備を進めるドーソンは、児童福祉局で懇意にしてくれているキャントレルから住居問題について警告を受ける。