ep1 The Hose or the Animal 第1話「波乱の幕開け」

兄ダニーが殉職したショックから立ち直れないジミーは、現場でのボーデンの判断ミスが兄を死なせたといまだに信じていた。はしご隊への復帰を申し出るが、ボーデンに却下されてさらなる憎しみを募らせる。セブライドははしご第81小隊のキッドが、元夫グラントとの間に深刻な問題を抱えていることを知り、彼女の身の安全を心配する。幼いルイを家族に迎えて新たな生活を踏み出したドーソンは、現場で危険な目にあったことで息子の将来について考える。

ep2 A Real Wake-Up Call 第2話「怒り」

首から大量に出血していたが、一命をとりとめたグラント。セブライドとキッドの供述から殺人未遂事件として告訴することはできたが、キッドは若い頃にグラントが自分の支えになってくれたように、今度は自分が力になろうとする。ケイシーはディアリング議員から養子の件で手を回したことを知っていると脅される。一方、依然としてボーデンを逆恨みしているジミーははしご隊に復帰する。だが精神的に不安定で、隊員たちは彼を外すようボーデンに訴える。

ep3 Scorched Earth 第3話「残されたリュック」

ドーソンに児童福祉局から連絡があり、ルイを別の家族に引き渡すことに決めたと告げられる。ルイの里親の件で早く許可が下りたのは、ケイシーが議員としての立場を利用していたからだとする件を嗅ぎ回っている記者がいるからだという。一方、キッドはトンネル火災の現場からホームレスの少年クリスを助け出すが、治療の途中で姿を消してしまう。現場に残された彼のリュックからC型肝炎の治療薬を見つけアントニオに相談すると、意外な事実が判明する。

ep4 Nobody Else Is Dying Today 第4話「流出事故」

議員の仕事で業者候補の倉庫内を案内役のギャリーと見ていたケイシー。フォークリフトが誤ってタンクを刺すという事故が起こり、中の硫酸が外へ流れ出たため、ギャリーに外へ出て通報するよう伝える。どうにかして倉庫の従業員ケンを休憩室に運び込むと、そこにはケンの娘ローレルの姿があった。ケイシーたちは煙を吸わないようにしながら救急の到着を待つが……。一方、ブレットと共同執筆した原稿を出版社に送り続けるマウチに、朗報が入る。

ep5 I Held Her Hand 第5話「握った手」

建物火災で閉じ込められた女性カルラを救助することができなかったケイシーは、最後に彼女が自分の手をしっかり握ったことが忘れられない。現場にいた夫ダンは取り乱していたが、実は夫婦仲が悪く別居していたことを知り、火災の原因について疑念を抱く。ブレットは、思いを寄せるヘザーを奇抜な方法で同窓会に誘おうとして、木から落ちた青年アランの手当てをする。ボーデンは義理の息子ジェームズからのメールに苦心しながら返信を送る。

ep6 That Day 第6話「あの日の記憶」

ボーデンは消防局の旧友トムに、仲間のチーフ、サルカの引退式に出席するためニューヨークへ行くよう誘われる。どこか迷いがあるように見えるボーデンには、ニューヨークでのある辛い過去があった。一方、51分署でジェームズが消防士体験をすることになり、クルースが面倒を見る。だが、ジェームズには仕事に対する熱意が感じられなかった。ハーマンに小隊長昇進の噂があることから、ケイシーは一時的に小隊長を任せてリーダーシップを見ることにする。

ep7 Lift Each Other 第7話「思いやる心」

アントニオと付き合い始めたブレットは、ドーソンたちの両親の結婚記念を祝うパーティーに誘われる。いきなり親戚中が集まる場へ行くことに、ブレットは戸惑う。消防士の適性を見るためにシフトに加わっているボーデンの義理の息子ジェームズの体に、ひどいあざがあるのを見つけたクルース。相談されたセブライドは、そのことをボーデンに伝える。一方、倉庫でヒーローごっこをしていた少年をケイシーが中心になって救出する。現場で少年は息を吹き返すが……。

ep8 One Hundred 第8話「100年目の魔法」

仲が良いと思っていた両親の離婚を知ったドーソンは、結婚の意味について思い悩む。そんな中、児童福祉局のティナから養子の手続きが可能だと知らされるが、ティナはドーソンが一人親であることに難色を示したため、ケイシーは家庭裁判所の判事に相談する。モリーズは最近、お客の入りが悪い。前の店が作られてから100年を迎えることを知ったオーチスは、記念パーティーを開くことを提案。新聞に記事を載せて宣伝しようと考えるが、驚きの事実を知ることに。

ep9 Some Make It, Some Don't 第9話「人生の分かれ道」

晴れて養子となったルイの実の父親アンドレ・キイズが突然訪ねてきたことで、ドーソンとケイシーは児童福祉局のティナの元へ。本来非公開のはずの里親の情報が、なぜ分かったのかはティナにも不明だという。動揺しながらも、ドーソンらはルイとキイズの親子鑑定の結果を待つことに。一方、白血病のアナのために骨髄ドナーの検査を受けていたセブライドは、適合したと聞き喜ぶ。元消防士で医学生となったクラークのはからいで対面した2人は意気投合する。
「シカゴ P.D.」シーズン4 第9話:空白の記憶 とのクロスオーバー・エピソード(後編)

ep10 The People We Meet 第10話「決断」

アナの状態がよくなり骨髄移植に再挑戦することになる。骨髄採取を翌日に控えたセブライドは、建物火災現場で爆発しそうな現象に気づいて2階から飛び降りた際に、骨盤を損傷してしまう。ドーソンから移植が中止されたのは骨髄採取の麻酔が出来ないためだと聞いたセブライドは、病院側に反対されるもある決心をする。ドーソンとケイシーは会うと約束していた時間にキイズが現れなかった理由を知り、再度ルイとキイズが会う場を設けることにするが……。

ep11 Who Lives and Who Dies 第11話「傷ついた者たち」

ルイがいなくなったことで悲しみのやり場がないケイシーは、51分署の大掃除を署員たちに強要するなど苛立ちを隠せない。ハーマンが話を聞こうとするがケイシーは拒否する。ドーソンとブレットは今にも赤ん坊が生まれそうな学生ダーラが、現場で出産するのを助ける。その後、シカゴ医療センターに搬送されるが、駆け付けた父親は娘に激怒する。セブライドは骨髄移植が成功したアナを見舞う。そんな2人の親密なようすをキッドは複雑な思いで見ていた。

ep12 An Agent of the Machine 第12話「報復」

スーパーで買い物をしていたドーソンとケイシーは、知らない男から火傷に効く薬について聞かれる。答えようとすると男は腕の火傷を見せ、51分署を責め立てて去って行く。後日、ドーソンは火災現場に出動して建物の所有者の死亡を確認する。発見者のカーリーは警察には誰も見なかったと証言するが、ドーソンに地下で暮らしていた男エディのことを話す。一方、51分署にセブライドの父ベニーの旧友でスプリングフィールドの地区長マックが見学にやってくる。

ep13 Trading in Scuttlebutt 第13話「上に立つ者」

閉店後のモリーズにやってきた男に、突然スーツを買う金を貸してくれと頼まれたハーマン。話を聞きお金を渡すが、51分署の面々はハーマンは騙されたに違いないという。第81小隊は下水管を積んだトラックの事故現場でチーフ・アンダーソン率いる別の署と一緒になり、アンダーソンの指揮下で救出作業を進めていた。だが、危険が生じたことに気づいたボーデンの判断で第81小隊に命令が出された結果、アンダーソンはボーデンに対して苦い思いを抱くことになる。

ep14 Purgatory 第14話「地獄の手前」

チーフ・アンダーソンに配置換えされた51分署の隊員たち。ボーデンはチーフ・ウォーカーに掛け合うが事態は変わらない。モーニングサイドの分署ではオーチスが自分の体験談を語り人気者になるが、そのことが裏目に出てしまう。27分署では、トップのティプトンにいじめられていた候補生チャップマンをかばおうとしたキッドが、巻き添えを食う羽目に。そんな中、大規模なホテル火災の出動要請が入り、モーニングサイドや27分署も呼ばれて51分署を援護する。

ep15 Deathtrap 第15話「悪夢の夜」

大勢の若者が集まっていたビルで火災が発生し、救助活動は難航する。死傷者が出てマウチも負傷し、現場が危険な状態になったため、ボーデンは全員退避を命じる。そこへシカゴ警察のオリンスキーがやって来て、彼の娘レクシーが倉庫の中にいるから助けて欲しいと懇願する。ボーデンたちは再び倉庫の中へ入り、レクシーの救出を試みる。その後、大惨事となった火事の原因をシカゴ消防局の火災調査室が調査し、シカゴ警察のボイトたちも捜査に協力する。
「シカゴ P.D.」シーズン4 第16話:終わらない悪夢 とのクロスオーバー・エピソード(後編)

ep16 Telling Her Goodbye 第16話「人質」

51分署の近くでギャング同士の抗争が勃発。撃たれたメンバーを連れてギャングたちが51分署に逃げ込み、銃で脅して居合わせた隊員たちを人質に取り立てこもる。救急隊員が出動中のため、キッドが負傷者の手当てをすることに。たまたまシャワーを浴びていたセブライドは倉庫へ行き、無線で人質に取られたことを連絡する。その直後に戻ってきたドーソンたちを止めようとしてケイシーが肩を撃たれてしまう。やがて連絡を受けた警察が51分署を包囲するが…。

ep17 Babies and Fools 第17話「奇跡の赤ちゃん」

大きなコンクリート片が運転手を直撃する事件が発生し、運転手である母親が意識を失い車が横転する。ドーソンたちが現場に着くと、バイク運転手の男が助けようと必死になっていた。車内にいるはずの赤ん坊が見当たらずドーソンらが付近を捜すと、穴に落ちていた赤ん坊を男が発見し、みんなに感謝され“奇跡の赤ちゃん”だともてはやされる。その後、ドーソンは同じ男に病院で遭遇。またも似たような事故で来ていたことを知り不審に思い、男について調べ始める。

ep18 Take A Knee 第18話「忠誠の誓い」

ベニーが問題を起こし、セブライドが警察へ迎えに行く。ベニーはスプリングフィールドの出世を断ったことに触れ、その原因となったアナと食事をしたいと言い出す。セブライドは気乗りしないがアナに話をすると、当のアナは乗り気だった。一方、たまたま通りかかった家が麻薬密売所だと見抜いたケイシー。出動後に再び見に行くと、通りに停まっていた車内に子供がいたため窓ガラスを割る。密売所から出てきた母親ベロニカは、そのまま立ち去るが…。

ep19 Carry Their Legacy 第19話「爆発限界」

研修生が現場で無断で蘇生措置をした件で、ドーソンとブレットは再訓練を受ける羽目に。やる気のないドーソンは教官相手に反抗的な態度を取るが、ブレットは真面目に取り組む。セブライドがシカゴ医療センターを訪ねると、アナは黙っていなくなっていた。病状が悪化したことを悟ったセブライドはアナに会いに行く。一方、レスキュー第3小隊の車が故障したため、直るまでレスキュー第6小隊が担当することになる。そこにはケイシーの古い友人カネルがいた。

ep20 Carry Me 第20話「ずっと一緒に」

化学療法で数値がよくなったアナだが、食欲がなく眠ってばかりいる。彼女が蘇生拒否を選んでいることを知ったセブライドは不安に駆られる。そんな中、建物火災で出動したセブライドは、家族写真を取りに戻った老女エリーを救出する。その後、エリーが火災が起きた家に戻り引越しを拒否していることを知り驚くが、アナはエリーに会うべきだという。ケイシーはレスキュー第6小隊の事故の責任をかぶろうとしているカネルを救うため、ボーデンの協力をあおぐ。

ep21 Sixty Days 第21話「それぞれの苦悩」

レスキュー第3小隊で働くことになったカネルは、仲間を失った悲しみを乗り越え51分署に馴染もうと努力する。ケイシーはレスキュー第6小隊の事故を受けて、殉職した消防士の家族や怪我で復帰できなくなった消防士の生活を支えるための条例案を通すべく動き出す。一方、副業のパブでの用心棒のもめ事が原因でクルースは聞き取り調査されることになり、停職の可能性もあると言われてしまう。マウチが法務にいる知り合いに話をつけてやるというが…。

ep22 My Miracle 第22話「愛してる」(最終話)

ケイシーは自分の条例案をつぶそうとするブレイクスリー議員に苦戦していた。家に帰るとドーソンの父ラモンの話を聞かねばならず、次第にドーソンとの間に溝が生じる。悩んだ末にケイシーは議員の辞職を表明する。クルースは60日間の停職を受け入れられず、マウチにきつく当たってしまう。責任を感じたマウチは、ある決意を固める。ハーマンは事故車から救出した少年を、なんとか励まそうとする。そこへ無線で出動要請が入り、全員で倉庫火災の現場へ向かう。

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