ep1 Rattle Second City 第1話「忙しい分署」
パンデミックの影響は51分署にも暗い影を落とし、キッドのガールズ・オン・ファイアも中断させられていた。一方、医学部進学のために救急隊から抜けたフォスターの後任に、クルースと幼馴染であるマッキーが配属される。51分署で働くことが目標だったマッキーは51分署の仲間たちから歓迎を受ける。一方、ボーデンはキッドに、小隊長の試験を受けてほしいと言う。嬉しさととまどいが入り交じり、不安になるキッドだったが、セブライドが優しく受け止める。
パンデミックの影響は51分署にも暗い影を落とし、キッドのガールズ・オン・ファイアも中断させられていた。一方、医学部進学のために救急隊から抜けたフォスターの後任に、クルースと幼馴染であるマッキーが配属される。51分署で働くことが目標だったマッキーは51分署の仲間たちから歓迎を受ける。一方、ボーデンはキッドに、小隊長の試験を受けてほしいと言う。嬉しさととまどいが入り交じり、不安になるキッドだったが、セブライドが優しく受け止める。
道路から突き落とされた救急61の車を見つけたケイシーは、走行中のはしご車から飛び降りブレットの元へ駆けつける。どうにか自力ではい出したブレットとマッキーだったが、ハレックの車が燃え始めてしまいブレットとケイシーは救助を始める。マッキーは、自分たちを突き落とした男を助けようとするブレットに戸惑うが、悩んだ末、51分署で働き続ける決意をする。一方、キッドは「ガールズ・オン・ファイア」一番の有望株であるカイリーが来ないことが気になっていた。
火災現場で屋上に逃げた人々を救出するためはしご車を使うが、ロックされていたはずのはしごが急に動き出しあやうくケイシーが転落しそうになる。ケイシーはマウチの注意不足ではないかと疑っている。ショックを受けるマウチを見てハーマンは車両側に問題はなかったのか調べ始め、修理されてなかった車両が手配されていたことを突き止める。 セブライドはキッドに小隊長試験の説明会を担当したチーフ、コンウェイに会う。そしてコンウェイから、ある噂を聞かされる。
地区内の危険な建物をボーデンが点検することになり、セブライドも同行する。2人は、ある家の中で認知症の老人ヘンリーと出会う。彼は頑として出て行こうとせず、2階から降りる途中、階段が壊れて胸まで落下。医療センターへ搬送されるが、ヘンリーは謎の数字「24198」を訴え続けた。 ボーデンはその数字が気になり、再度その家に戻る。そこで見つけた帽子に「警察友愛会」と書いてあったことから、数字はバッジナンバーで、ヘンリーが元警部補だと判明する。
出動した現場に向かうハーマンは、シフトの前日にフォーチュン・クッキーで「明日はあなたのラッキー・デー」だと出て上機嫌になっている。現場のビルの火元は10階。ハーマンは通報したホリーに案内をしてもらう。そして10階の工事をしている業者のトレバーと貨物用のエレベーターで会い、通りかかったクルースも一緒に乗っていこうと誘う。4人が乗ったエレベーターは上へ向かうが突然停止。そしてケーブルの1本が切れ、エレベーターは落下してしまう。
ケイシーは、シドニーとデートするが、ブレットを吹っ切れない。51分署で2人の様子を見たシドニーは彼の気持ちを察する。その後ケイシーはシドニーとの関係を断つ。51分署が出動したガソリンスタンドは、屋根が崩壊しガソリンが流れ出していた。ケイシーは自分の指示なしに動くなと命令するが、ギャロは偶然、建物の下敷きになった女性を見つけてとっさの判断で命を救う。だが報告もなしに動いたことを知ったケイシーは、ギャロに帰宅を命じる。
キッドは小隊長試験を先延ばしするのをやめたとボーデンに伝える。クルースは署の仲間たちにクロエが妊娠したことを伝え、みんなはクルースを祝福する。路上生活者が生活するエリアで火災が発生し、51分署が出動する。この火災で路上生活者たちの父親のような存在であるビッグ・ジムと呼ばれる男性が重傷を負う。その火災の被害者のひとりであるバネッサが51分署にやってくる。現場で彼女を守ったリッターにお礼を言い、火災の原因は分かったかと聞く。
休暇をとるハーマンの代わりにグレンジャーが来て、ケイシーは面白くない。なにかとグレンジャーに厳しく当たるケイシーに、署員たちも異変を感じる。見かねたブレットはケイシーに厳しい言葉を言い放つ。クルースはスラミガンの他に商品を開発したいと考え、署員たちにアイデアを募集するが、どれもパッとしないものばかり。そんな時、ブレットとキッドが「消防服は男性用しかなくて女性の体形に合わない」と話しているのを耳にする。
出動先で暴走した車から投げ出されて頭を打ってしまったケイシーは、その後後遺症に悩まされていた。そんな時、姉のクリスティが51分署を訪ねてくる。亡くなったおじがケイシーとクリスティに貸金庫の中身を遺したので一緒に開けに行ってほしいと頼みにきたのだ。一方、ギャロ、リッター、マッキー、マウチは33分署で行われるTRA訓練に参加することに。マウチは若手が知らないような救助法を披露して脚光を浴びるが…。
コインランドリーで乾燥機が燃える火事が連続して起きたため、セブライドたちが原因究明に乗り出す。マッキーの後任が決まるまで20分署のバイオレットが来ることになり、ギャロは落ち着かない。キッドは身の周りで良くないことが続いたため、バイオレットは運気を下げる人だとブレットに忠告する。ブレットが後任選びに悩んでいると「一緒にいたい人を選べ」とケイシーからアドバイスされる。バイオレットが20分署を気に入っていると知っていたブレットだったが…。
ブレットはグレンジャーに泊まりがけでスキーに行こうと誘われ複雑な気分ながらもOKするが、結局ケイシーの病院に付き添うことを優先させグレンジャーとの約束を断る。セブライドが消防学校で教えている候補生のうちの一人、ジェイコブは危なっかしい行動が多く、消防士に向いてないとセブライドは思い始めている。だが、ジェイコブの父親はボーデンと仲の良いチーフ、マーサーの息子だった。そんな中、ついにジェイコブは訓練中に重大なミスを犯してしまう。
ケイシーが病院で受診した結果、側頭葉てんかんの可能性があると言われMRIを受けることになる。消防士を続けられないかもしれないと分かり落ち込むケイシーをブレットが励ます。パーティー用品店の火災で出動した現場で、ハーマンは消防士の素質がある若者メイソンと出会い、マウチは爆発寸前に6歳の少女を助け出す。その後ハーマンはメイソンに会いに行き、シカゴ消防局に応募するよう勧めるが、前科があるため無理だと断られる。
とあるシフトの日、キッドあてに名指しで電話が入るが何かに怯えている女性が意味不明の言葉を言うだけの妙なものだった。再びキッドにその女性から電話が入る。ガールズ・オン・ファイアに1度参加した、ということだけが手がかりだったがカイリーの協力を得て、アリヤ・ウォードという子ではないかとつきとめる。兄と一緒にギャングに捕まり危険な目にあっているアリヤを、キッドたちは咄嗟の機転で無事救出する。
51分署で恒例のガレージセールが開かれる。今年の係はリッターとギャロだったが、マウチがいろいろ口を出してきて面倒くさい。しかしマウチは抜群の販売力で品物を売っていき、たまたま外に置いてあったベロニキャットまで売ってしまう。3人は青ざめるが、それを知ったブレットは大喜びする。一方、ペットフード工場で火災が起き、そこで働いていたピートの妻が大やけどを負う。ケイシーとセブライドは署へ戻った後、リッターの消防服が一部溶けていることに気づく。
クルースはマーク・ニューカムという男を救助する。クルースを気に入ったニューカムはスラミガンへの投資話を持ちかける。新居への引っ越しのこともあり喜ぶクルースだったが、消防士をやめろと言われ投資話を断る。マウチが勲章を授与されることになり、その授与式の会場探しをリッターとギャロが任される。トルーディーのとんでもない提案に右往左往させられるが、結局マウチの授与式は51分署で行うことになる。
セブライドは51分署の仲間にキッドとの婚約を発表して祝福される。ケイシーはブレットに告白したあと返事をもらえないまま。2人の間はぎくしゃくするばかりで、ブレットの仕事にも支障が出始める。ボーデンは、ヒル副局長から地区次長を勧められ、現場を離れることを迷う。一方、リッターは、エリックとヨーロッパ旅行を企画しているが、予算が足りない。そんな時、ハーマンからモリーズのバーテンダーに誘われるが、カクテル作りは向かないと断ってしまう。