ep1 Speak Your Truth 第1話「証言」

銃撃事件から3カ月後。九死に一生を得たチャールズは早くも現場に復帰し、同じく奇跡的に回復した銃撃犯で元患者ケロッグの裁判で証言台に立つ。驚くことにチャールズは弁護側の主張を認めるが、サラほか同僚の医師たちは納得がいかない。長期休暇から戻ったナタリーと久々に再会したウィルは、交通事故に遭った夫婦を担当する。レイサムはコナーに代わってエヴァに難しい肺血栓除去術の執刀を許可する。一方、脳の腫瘍を除去したロビンは退院するが……。

ep2 Nothing to Fear 第2話「不信」

ロビンの奇行に悩むコナー。その上、彼が大動脈弁置換術を施したばかりのジェリーが息切れを起こして搬入され、ミスが疑われる。ウィルはナタリーとの初デートで三つ星レストランを予約する。順調に交際していたイーサンとエイプリル。だがエイプリルのお気に入りで常連の心不全の患者をめぐり、2人の間に微妙な距離感が生じてしまう。離婚の法定審問を避けるために自分でインスリンを打って倒れた女性イーディスに対して、チャールズはソシオパスの疑いを直感する。

ep3 Trust Your Gut 第3話「身内」

難しい手術の最中、助手のエヴァは何かとコナーのやり方に言いがかりをつけてレイサムを戸惑わせる。グッドウィンは理事会から収益アップを命じられ、徹底したコスト削減と医師たちにカルテの詳細な記入を指示する。そんな中、腹部が大きく切り裂かれ、路上で流血しているアレックスが発見される。サラは統合失調症の診断を下すが……。一方、エイプリルは長時間勤務続きで疲れているノアを気遣うが、イーサンは弟に甘すぎると批判する。

ep4 Naughty Or Nice 第4話「悪魔」

クリスマスを一週間後に控え、医師や看護師たちの気分も盛り上がる。心筋梗塞を起こしたサンタクロースが運び込まれ、ステンドグラスで上腕を切ったヴィンスは悪魔に取り憑かれると喚き続ける。ヴィンスを説得し入院を勧めるチャールズ。その後、自分を撃ったケロッグに関する知らせに衝撃を受ける。急な腹痛で来院した妊婦シャノン。出張先から駆けつけた夫の顔色が悪く、検査するとジカ熱の反応が。そこから妻に内緒で愛人と旅行していたことが判明する。

ep5 Mountains and Molehills 第5話「告白」

交通事故に遭った2人の男女が搬入される。医師の手が足りないため、コナーは軽症の男性をノアに任せ、重症の女性の緊急手術を行う。他の病院から転送されてきた急患アベナにカポジ肉腫が見つかる。エイズと自覚しながらHIV検査を拒否するアベナの対処に、イーサンは手こずる。母親とオーストラリアから帰国途中、突然脚が麻痺して歩行困難になったデニース。検査では異状がなく、ウィルとナタリーが診断をつけかねているうちにデニースは呼吸困難に陥ってしまう。

ep6 Ties That Bind 第6話「呪縛」

母の手首の骨折の治療を終えた時、ナンシーが脇腹の痛みを訴える。14歳の時に盲腸は切除したと言うが、CTには取ったはずの虫垂の炎症と卵管結さくのあとが。子供を欲しがっていた彼女に何があったのか? 容体が悪化して緊急手術を行う間に、ナタリーは母親に問いただす。一方、患者と接触することに恐怖を覚え、被害妄想がひどくなっていたサラは、放射線被ばくしたと訴え、興奮状態の患者アーロをチャールズから任されるが……。

ep7 Over Troubled Water 第7話「決別」

路上で出産し、へその緒が赤ちゃんとつながった状態で発見されたリアンは、錯乱状態で自分の子と認識していない。イーサンが育てる能力がないと判断して児童保護局に通報後、母子ともにヘロイン依存症と判明する。離脱症状に苦しむ赤ちゃんをめぐり、ナタリーとイーサン、チャールズの見解は分かれる。コナーとエヴァは建物の崩壊で足を挟まれて動けない男性のため、現場に駆けつける。障害物の除去が難航して搬出できず、失血死する可能性が高まっていた。

ep8 Lemons and Lemonade 第8話「限界」

ジョギング中に気絶したアリソンは拒食症で、命に関わる状態だった。栄養補給を注入寸前で拒絶した彼女は弁護士を呼ぶと言い出し、チャールズとイーサンには打つ手がない。コメディアンのアストリッドは階段で転んで肘を強打。無料診療所ではぎっくり腰と診断されるが、実は腎細胞癌だった。手術費用が払えず絶望的になるアストリッドに対し、コナーは責任を請け負うと言う。一方、ウィルは交際中のナタリーに、ついに彼女の息子オーウェンを紹介してもらう。

ep9 On Shaky Ground 第9話「温情」

妊娠22週で産まれた場合、子供の生存率は低いと聞いた夫妻は蘇生拒否を決断する。だが産まれた赤ん坊の動きに、ナタリーはかすかな希望を抱く。エヴァが師事していた心臓外科医ジャフリーが、肺の腫瘍除去手術を受けるために南アフリカからやって来る。彼は愛弟子エヴァに執刀を任せると言う。路上生活をする14歳のデボラが気絶して運び込まれる。母親の恋人に虐待されており、児童保護局に通報すれば家に連れ戻されるため、エイプリルは通報に反対するが……。

ep10 Down by Law 第10話「背信」

バリーがマギーの誕生日プレゼントの件でナタリーに相談していると、銃声が響き、通行人が撃たれるのが見えた。2人が応急処置をしていると犯人の車が戻ってきて発砲。拳銃で応戦したバリーは脚に軽傷を負い、ナタリーも車体で後頭部を打つ。そこへ中年のクレイ牧師が性器出血した少女リンジーを連れて来る。以前流産した時の内容物が残っていたのだが、年の離れた夫である牧師はリンジーの早い妊娠だけを望んでいた。ナタリーは児童虐待だと憤慨するが……。

ep11 Folie A Deux 第11話「仮面」

イーサンが住むアパートの住人ブリタニーが隣人トレントを刺し、自分も階段から転落して骨折した。ブリタニーはトレントに命を狙われていると思い込んでおり、チャールズはパラノイアの妄想性障害を疑う。チャールズは、重い心臓疾患で来院した大学教授のロバートから、自分はサラの父親で娘との関係を修復するつもりだが診察してもらったことは内緒にしてくれと頼まれる。一方、不通だった父親から「会いたい」とのメモを受け取ったサラは悩む。

ep12 Born This Way 第12話「対立」

ストールが病院のプロモーション映像を制作するためカメラが入る。そこへ動悸息切れで倒れたジェイソンが運ばれてくる。レントゲンで内臓が左右逆の全内臓転位症と判明し、心臓弁膜症と診断され弁置換術をすることに。仕事のためスマホを片時も離さないローラは、自動車事故で額を切って治療を受ける。だが問題は一緒にいた無傷の娘アリエルの方にあった。副鼻腔の激痛で来院したミカルスキーを、ストールは副鼻腔炎と決めつけて退院させようとするが……。

ep13 Best Laid Plans 第13話「計画」

イーサンは待合室で意識消失した若い女性を担当するが、すべての検査に異常がなく原因が特定できない。一方、バイク事故で頭部を損傷した患者が脳死状態となり、臓器ドナーになった。それぞれに移植を待つ患者を抱えたエヴァとコナーは、またしても激しく争うことに。母親キャサリンの長期介護を受ける外傷性脳損傷のサムは、肺炎にかかっていた。ナタリーはキャサリンが他の世話は完璧なのに、栄養を送る気管チューブだけが汚れていることに違和感を覚える。

ep14 Lock It Down 第14話「封鎖」

肺炎の赤ちゃんが職員を装った女性に連れ去られたことが発覚し、病院は封鎖された。グッドウィンはチャールズとサラに犯人捜しへの協力を頼む。そこへ胸を刺された急患が到着する。コナーとエヴァが外出中で他の外科医も手術中のため、やむなくイーサンが開胸する。気まずさを引きずったウィルとナタリーはリンパ腫の患者を受け持つ。専門医に末期で治療をしても無駄だと言われるが、何とかしたいと考えるナタリーはウィルと適切な処置をめぐり議論になる。

ep15 Devil in Disguise 第15話「本性」

うわごとを口走るキャサリンが、父親ジェロームに元妻サマンサの家で拘束された状態で発見され、搬入される。9カ月前に突然発症し、多くの医師に見捨てられた末、サマンサが悪魔祓いを行なっていたのだ。チャールズはキャサリンが口走る言葉に目をつける。コナーは結合体双生児の分離手術で、2人の命を救うために高リスクの方法を提案する。一方、イーサンはアパートを追い出された妹エミリーを居候させることにし、マギーは自分がしたことに対応するための選択肢を探る。

ep16 An Inconvenient Truth 第16話「真実」

お気に入りの患者ヘンリーが死を覚悟する中、エイプリルはケンカ別れした消息不明の息子を捜し出すと約束する。グッドウィンの名付け子で、病院の巨額寄付者の息子でもあるカーターと友人ボーが、火事で熱傷を負って担ぎ込まれる。カーターはボーが大麻を抽出していて爆発を起こしたと供述するが……。エヴァはオペで執刀を任され、コナーが助手になる。オペは順調に終わったが、閉胸の際に器具の置き忘れが判明し、エヴァはコナーのミスだと決めつける。

ep17 The Parent Trap 第17話「親子」

イーサンの妹エミリーが病院に連れてきた、路上で飼い犬と暮らす家出少年ジョシュ。白血病と診断されるが養父母のもとへは帰らないという。冷戦状態のナタリーとウィルは、腹痛と高熱に苦しむ10歳のケヴィンを診察する。悪名高き医師の診断が原因だとわかるが、その医師を盲信する両親にどう対応するかでナタリーとウィルは意見が分かれる。一方、父ロバートの容態が悪化し、即時ドナーが必要な状態になるが、二度と関わるなと言われていたサラは……。

ep18 This is Now 第18話「乱射」

エミリーが病院でボランティアを始めた初日。公園で銃乱射事件が起き、想定を超える負傷者が次々と運ばれてくる。エミリーや軽傷者たちも駆り出される中、犯人の近くにいながら阻止できなかったと悔やむデヴィッドが看護師の手伝いを申し出る。チャールズはショックで記憶を失ったロジャーが犯人を見た可能性があると考え、記憶を取り戻す手伝いをする。ナタリーは連絡が取れないベビーシッターが、息子を公園に連れて行ったのではないかと不安を募らせる。

ep19 Crisis of Confidence 第19話「疑惑」

銃乱射事件の際に、オピオイド系鎮痛剤が紛失していたことが判明。エイプリルはエミリーを疑う。心臓を患う妊婦トレイシーは、僧帽弁の異常で置換手術が必要だったが、合併症を避けるためには中絶が必須条件だ。しかし夫を事故で亡くしたばかりの彼女は拒否する。同情したコナーは母子共に救える可能性のある方法に挑戦するが……。ウィルとナタリーは重いアレルギーでインフルエンザの予防接種を受けず、エクモをつける必要に迫られたコディを何とか救おうとする。

ep20 The Tipping Point 第20話「転機」

結合体双生児の分離手術当日。有名病院の関係者が大勢見学に来ている中、心臓の分離を始める前に予想外の中隔欠損が判明する。自らチームから外れたコナーはいても立ってもいられず、オペ室に助言する。一方、車の排気ガスで自殺を図ったバートが搬入されてくる。一命は取り留めるが心を閉ざす元夫に、グッドウィンは腹を立てる。ホームレスのデボラとキキがA型肝炎と診断され、イーサンとエイプリルはほかに感染者がいないか確認しにたまり場へ。そこにはイーサンの妹エミリーの姿が……。

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