ep1 Be My Better Half 第1話「伴侶」
サラは、彼女の父親ロバートが殺人犯であることを黙っていたチャールズへの不信感を拭いきれず、あることを決意する。チャールズは落ち込み、他の医療スタッフに八つ当たりしてしまう。一方、他の病院からオファーを受け、シカゴ医療センターを去ることを決めたコナーは、移るまで交通事故の急患を担当することに。しかし、その患者がオペ室への移動中に死亡してしまう。上階への移動時間が命取りになると考えたコナーはある改善プロジェクトを思いつく。
サラは、彼女の父親ロバートが殺人犯であることを黙っていたチャールズへの不信感を拭いきれず、あることを決意する。チャールズは落ち込み、他の医療スタッフに八つ当たりしてしまう。一方、他の病院からオファーを受け、シカゴ医療センターを去ることを決めたコナーは、移るまで交通事故の急患を担当することに。しかし、その患者がオペ室への移動中に死亡してしまう。上階への移動時間が命取りになると考えたコナーはある改善プロジェクトを思いつく。
高層マンションで火災が発生。シカゴ医療センターに急患が続々と運び込まれる。そのマンションに住んでいたウィル達の父パットも救出され、シカゴ医療センターに運び込まれるが、容態が急変して脳死状態になってしまう。ウィルは現実を直視しパットの呼吸器をほかの患者に回すべきだと考えるが、病院のCOOグウェンは延命を勧める。パットがシカゴ医療センターで手術を受けてから30日に満たないため、病院の手術での死亡者に数えられてしまうからだ。ウィルはその意図に気づき、グウェンに怒りを覚える。ジェイはそれでも延命を望むが…。
「シカゴ・ファイア 」シーズン7第2話「20階の猛火」(第1部)、 「シカゴ P.D.」シーズン6第2話「悔恨」(第3部)とのクロスオーバー・エピソード(第2部)となります。イーサンは腎臓疾患の少年ベンを担当。父親クリスはベンを元妻から誘拐した罪で緊急手配されていたが、腎臓が適合するため、移植手術の手続きに入る。ところがクリスがシカゴ医療センターの患者数に入ることを避けたいグウェンとラニックが妨害。そんな中、クリスは息子ベンを救うためある決断をする。一方、ナタリーとエルサは子宮外妊娠のリサを担当。リサは信仰心が強く、何があっても神が胎児を救うと信じていたが、実際は胎児を摘出して手術しなければ自身の命が危険な状態だった。
ナタリーは骨髄線維症の患者、リンダを担当。幹細胞移植が必要だが、リンダの兄マニーはドナーになることを拒否する。在留資格がないため、病院のデータに登録されれば政府に見つかると恐れたのだ。ナタリーはグッドウィンとともに説得を続け、結局マニーはドナーになると決めるが、ラニックとグウェンの対応で移民税関捜査局に逮捕されてしまう。イーサンはエミリーの子供の父親、バーニーと初めて会う。想像以上に年配だったことから不満をエイプリルにぶちまける。その後イーサンは腰痛の患者ノラを担当するが…。
ウィルはFBIのリー捜査官の指示で再びレイを往診し、レイの椅子に盗聴器を仕掛ける。その事実をナタリーに話すことができないため、秘密を持つことになってしまう。ナタリーは負傷した15歳の少女ニーラを担当。アザの位置などからレイプが疑われたが、ニーラは否定する。ニーラの母親トーニャが、ニーラの年齢の頃にレイプされた事実を打ち明けると、彼女はようやく事実を認めた。そんな中、エミリーの子供の父親バーニーが急性アルコール中毒で運ばれてくる。
ナタリーは交通事故で搬送されてきたダリアの腹部にアザを発見、夫のアダムによる虐待を疑う。ダリアはウクライナ人で、アダムの手配で正式に入国したが、結婚後も永住権の申請をしてもらえず、アダムに支配されている状態だった。ダリアを救うため、ナタリーとウィルはダリアの死亡を偽装、アダムを追い払う。イーサンは肝移植が必要な女児ギャビーを担当。養父母のジャネットとジョンは適合せず、血縁を探すために養子縁組の記録を確認しようとするが、記録が存在しないことが分かる。
ウィルはレイにMRI検査を受けさせる。1時間で済ませる約束だったが、イーサンの患者ジェイコブが救急外来でシアン化物を流出させる事件が発生、救急外来の除染が済むまで病院は封鎖され、上階から外へ出るのは不可能に。その結果レイの大事な会合が延期になり、ウィルはティムやトムに責められる。会合でレイを逮捕する予定だったジェイやリー捜査官にも責められ、重圧を感じるウィル。救急外来の騒ぎが収まったあとで血を吐いてしまう。
ウィルはレイに脳梗塞のリスクがあることを知らせようとするが、リー捜査官に止められる。ナタリーとウィルはひき逃げの被害に遭った父娘、マークとアビゲイルを担当。マークの胸には「蘇生拒否」というタトゥーが刻まれているが、法的な意思表示と見なすべきかは微妙なところで、ひとまず救命を優先することになる。やがてアビゲイルが脳死状態に。父親のマークが他界すれば病院の判断でアビゲイルを移植のドナーにできるため、ナタリーはマークのタトゥーを尊重して蘇生をやめてはどうかとウィルに提案する。
ナタリーとウィルの結婚式当日。ウィルはレイの手当てのため、レイの隠れ家へ。処置は成功するが、盗聴器を設置したことが発覚し、ティムに殺されそうになる。その頃、銃撃されたレイの手下、コーコランがシカゴ医療センターに搬送されてくる。コナーとエヴァが治療にあたるが、ジェイがそれを遮ってコーコランを聴取。レイの隠れ家を突き止め、間一髪でウィルを救うが…。
病院の前で乱射事件があり、エイプリルが負傷してしまう。犯人のデニスも負傷してシカゴ医療センターに運ばれてくる。イーサンは怒りをこらえてデニスを治療。チャールズは精神疾患の可能性を探るうちに、デニスが以前モニークに誘いを断られていたことを突き止める。乱射はその報復だった。一方、エルサはほかの医学生たちと打ち解けることなく、研究に打ち込む。その孤独な姿を案じたチャールズはカウンセリングをしようとするが…。
ウィルは男女の双子を妊娠中の代理母セリーヌを担当する。男子の胎児に疾患があり、双子の両親は男子のみの中絶を選択するが、セリーヌは拒否。法律顧問とグッドウィンはセリーヌの契約違反とみなすが、ウィルはセリーヌを擁護し、胎児を助ける手術を独断で手配するなど、暴走し始める。最終的には手術で双子を助けることができたが、ウィルはグッドウィンから精神的な不安定さを指摘され、カウンセリングを命じられてしまう。
ナタリーの乗ったドクターヘリが緊急着陸。ウィルが救助に同行する。その帰り、ナタリーはウィルに銃を手放したら家に戻ってきていいと告げる。ウィルは銃を警察に引き取ってもらうために警察署の前まで行くが、どうしても銃を手放せなかった。イーサンとチャールズはアルコール依存症で肝不全を患うブルースを担当。ブルースの息子ジェシーは、父親の依存症は自分のことを愛していないからだと思い込み、屋上から飛び降りようとする。
ウィルが車上荒らしに遭い、銃を盗まれる。その前に銃を手放したとウソをついていたウィルは、何も盗まれなかったとナタリーに告げるが、ナタリーは不安そうなウィルの表情に疑念を抱く。その日、ナタリーは発作を起こした癌患者、ジャレッドを担当する。ジャレッドは治療に非協力的で、付き添っていた恋人のルーシーが出張に出ようとした途端に発作を起こす。ナタリーはジャレッドのバッグに殺鼠剤に似た錠剤を発見する。
チャールズはジャッキーという女性と初デート。家まで送った際、ジャッキーの娘で薬物依存症のブリットが震えているのを発見、救急外来に運び込む。チャールズはブリットが薬を断ちきれないのはジャッキーがブリットにかまい過ぎるせいだと見抜き、ジャッキーに指摘する。やがてブリットは薬物を摂取するために病室から姿を消してしまう。強盗に撃たれた10代の少年ガブリエルが運び込まれる。銃弾が体内にとどまり、左脚が不随になっていた。
ナタリーとマギーがサウスサイドの路上マーケットで買い物を楽しんでいたところ、車が突っ込んできて死傷者が多数発生する。2人は近くのカフェで負傷者の手当てを行う。一方、シカゴ医療センターにはマーケットの事故の負傷者が続々と搬送されてくる。その中には突っ込んできた車のドライバーで、末期癌のケネスもいた。ウィルやチャールズは、事故の原因は運転中に発作を起こしたせいではないかと考えるが、ケネスにはある理由があった。
相変わらずジェイの家に居候を続けているウィルは、ある日の通勤途中、雪に埋もれている女性エマを発見、救急外来に運び込む。エマは、別れた妻シェリーのことが忘れられず、酔ってシェリーの恋人の家の近くまで行き、倒れたのだった。そんなエマに、ナタリーを忘れられない自分を重ねて身につまされるウィル。前に進むため、新居を決める。キャロラインはリンパ腫治療の臨床試験の検査を受けるが、その途中で心臓の疾患が見つかる。
キャロラインの臨床試験が開始。チャールズは、薬がプラセボか本物か担当医のシンに探りを入れたり、点滴の副作用を案じたりと落ち着かず、キャロラインに疎まれてしまう。チャールズは仕事中もそのことを引きずり、サンディという患者が自分の助言に逆らって退院しようとしたとき、患者の意思を尊重せずに措置入院を言い渡す。一方、救急外来の車寄せに乗用車が突っ込んでくる事故が発生し、ドンが車の下敷きになってしまう。
シカゴ医療センターの財政状態が思わしくなく、グウェンはグッドウィンに更なる予算カットを厳命。さらに、VIPルームに心臓の手術を控えた大物モンテロを入院させる。ダウニー亡き後の心臓胸部外科の花形としてコナーが執刀することになるが、手術の真っ最中にコナーの携帯に電話が入る。ロビンを誘拐したという男からの身代金要求だった。コナーは手術を途中で抜けて銀行へ急ぐが…。一方、ナタリーとイーサンは、インディアナ州から来た未成年のジェニーを担当する。
理事としてシカゴ医療センターを訪れたコーネリアスが体調を崩す。居合わせたコナーが説得し、救急外来で検査を受けることに。一方、ナタリーは未成年の妊婦リリーを担当する。リリーの父親ジョセフと、リリーの子供を養子にする予定のイーディも付き添っていた。そこへ子供の父親デヴィッドが現れ、リリーと子供を養うと言い出す。デヴィッドも未成年で、リリーの妊娠を知った時点では尻込みしたが、考え直したというのだ。
何らかの薬物を摂取した女性、ガイアとメドウが救急外来に搬送されてきた。2人は痛みを訴えながらも治療を拒否、薬物の名前も明かさない。しばらくしてガイアは自殺。その遺体から有毒重金属のタリウムが検出される。ナタリーはメドウに、タリウムの解毒剤プルシアンブルーを飲ませるが、症状は悪化するばかり。メドウは飲む振りをして飲んでいなかったのだ。治療拒否の理由を問い詰めると、地球を崩壊から救うために死ぬのだという。
コナーは誕生日にコーネリアスと7歳の誕生日の思い出話をするが、母にケーキを作ってもらった記憶があるコナーは、母が鬱状態で誕生会にも出ていなかったと言うコーネリアスに腹を立てる。その後、負傷した少年マットを担当。付き添いの父親ライルから酒のニオイがしたことや、マットが鎮痛剤の飲み薬を所望したことから、ライルが自分用の鎮痛剤を手に入れるためにマットにケガをさせたのではないかと疑う。
キャロラインとハワイで挙式することにしたチャールズ。キャロラインにはもうそんな体力はないとロビンに指摘されるも、聞き入れないチャールズは、ラニックに頼まれ、救急搬送された精神科の患者デルマーの診察に立ち会い、手術にも同席することに。一方、イーサンとエイプリルは担当した患者ヘンリーがアルツハイマーの妻ジョアニー、恋人のロクサンヌと3人で同居していると知り眉をひそめる。