ep1 The Silos 第1話「サイロ」

クロウリー署長はサイロへリンジーを呼び出す。ボイトがジャスティン殺害犯のビンガムをサイロへ連れて来て、殺して穴に埋めたことを感づいていたのだ。リンジーはボイトをかばって嘘を突き通すが……。その頃、駐車場で焼けた車の中から焼死体が見つかる。被害者エバンは胸に警察の無線機がついていたことから、麻薬課のおとり捜査に協力していたことが判明する。特捜班は、彼の姉アリーと麻薬課のリッチ巡査に話を聞く。

ep2 Made a Wrong Turn 第2話「愚行の果て」

黒人が多く住むウエストサイドで車上荒らしの一報が入り、パトロール中のバージェスと新パートナーのテイは現場へ駆けつける。犯人の少年たち2人を取り逃がすが、大けがをした白人青年ネイサンを発見する。少年らが落とした免許証は車の持ち主で、ネイサンの婚約者サラのものだったが彼女の姿はどこにもなかった。住民は捜査に非協力的だったが、アトウォーターの知人から情報を得てネイサンがヘロインの売人といたことが判明する。

ep3 All Cylinders Firing 第3話「襲撃」

父ロバートの自宅で夕食を共にしたプラットは、父の若い恋人ナタリーは財産目当てだと警告する。まったく気にしていない様子の父をあとにして家を出た直後、プラットは何者かに襲撃され重傷を負い、病院に搬送される。現場の住民から「V8エンジンの車の音が聞こえた」との証言を得た特捜班は、プラットに恨みを持つ人物の犯行だとにらむ。ルゼックたちはプラットのその日の行動をたどりながら、ロバートの自宅へ向かうが…。

ep4 Big Friends, Big Enemies 第4話「報復の応酬」

市内のライブ会場前で、車の中から客に向けて発砲する無差別乱射事件が発生。ライブの出演者の一人だったラッパーの少年TKアイスが、瀕死の状態で発見される。車の所有者はすぐに判明するが、彼にはアリバイがあった。防犯情報センターはギャング団Gパーク・ローズによってTK殺害予告が投稿されていたのを見つける。TKは敵対するサイスサイド・ハラーズ側のラッパーだった。すると今度はGパークの縄張りで事件が起きる。

ep5 A War Zone 第5話「違法薬物の罠」

町中から若い麻薬患者が次々とシカゴ医療センターに運び込まれ、過剰摂取が原因と考えられた。ジェイの兄で医師ウィルによれば、元々は鎮痛剤だが効き目はモルヒネの100倍とも言われているフェンタニルがヘロインに混ぜて売られていたらしい。値段が安いことから若者が安易に手を出し、強い作用であっという間に死に至る。供給元がわからない中で、湖からフェンタニルの入ったリュックが見つかり、男性の遺体も発見される。

ep6 Some Friend 第6話「友情」

隣人から通報を受け、プロ野球選手ジェイク・マッコイの屋敷へ向かったバージェスと新パートナーのソレンセン。そこで頭部から血を流した少女マヤの遺体を発見する。実はマッコイはオリンスキーの10年来の知人で、半年前に起こした事故を機に、それまでの生き方を改めたという。だが、その事故ではマッコイからアルコールが検出されていたものの、オリンスキーがもみ消して罪を免れていた。その後、行方不明だったマッコイは特捜班に拘束されるが…。

ep7 300,000 Likes 第7話「消された証人」

ある裁判の証人が保護拘置下で、銃で撃たれて殺害された。殺されたのはスーダン出身のタリクという男性。大富豪の息子オリバー・タックスホーンが、2年前に女性の遺体を遺棄したのを目撃した唯一の証人だった。オリバーにはほかに4件ものレイプの容疑もかかっている。大事な証人がいなくなりオリバーの起訴は難しくなったが、証人殺しへの関与を証明して望みをつなぐべく、ストーン検事補は特捜班に捜査協力を依頼する。

ep8 A Shot Heard Around the World 第8話「不幸の連鎖」

通報を受けてマンションに向かった新人警官アンソニーが現場で射殺される。特捜班は8階のベランダで薬莢を発見。上階から狙い撃ちするやり方は、まるで処刑のようだった。早速捜査に当たる特捜班は、警官が狙われたことから警察を脅迫していた者の中に犯人がいると推測する。一方、リンジーはアントニオに検事事務所に移るのかと質問すると、アントニオは来週の月曜からだと答える。突然の話にジェイは動揺を隠せない。

ep9 Don't Bury This Case 第9話「空白の記憶」

シカゴ消防局51分署のセブライドは、ドナーになる予定だったが移植手術が中止となり、腹を立てて昼間からバーで酒をのんでいた。その帰り道、彼の車が人身事故を起こすが、現場にセブライドの姿はなかった。ボイトらがアパートを訪ねて眠っていたセブライドを起こして連行するが、彼には事故の記憶はまったくなかった。セブライドでなければ、一体誰が運転していたのか? だが事故の目撃者はなく、彼の無実を示す証拠は出ない。
「シカゴ・ファイア」シーズン5 第9話:人生の分かれ道とのクロスオーバー・エピソード(前編)

ep10 Don't Read the News 第10話「DNA」

何者かの通報により、若い黒人女性グレース・ジョンソンの遺体が発見される。犯行は別の場所で行われたらしい。現場にやってきた特捜班には新メンバー、リクストンの姿があり、潜入捜査に入ったルゼックの代わりだと聞かされたバージェスは動揺する。その時、見物人の中に警察の捜査に対して不満を叫ぶ女性ディアナ・ルイスの姿が。彼女の姪も半年前に殺されていたのだ。検視の結果、グレースは死後にレイプされていたことが判明する。

ep11 You Wish 第11話「不可解な死体」

性器を切り取られた男性の遺体がゴミ箱の横で発見される。男性の名前はサンフォード・グレッグ。登録犯罪者で麻薬や飲酒など10回の逮捕歴があった。911には前夜、ブラスキー・パーク近くでの性的暴行の通報があり、通報者によると男性のうなり声が聞こえ、続いて女性が逃げていくのが見えたという。逃げるときに女性が捨てたナイフにはグレッグの血がついていた。監視カメラの映像から女性の身元が判明するが…。

ep12 Sanctuary 第12話「教会」

ワシントン・パークでゾーイ・シムズという女性の死体が発見され、現場そばにはウォッカの瓶が。目撃者の話から、黒人少年マイルズとジェイレンの犯行が疑われる。特捜班が聞き込みをする中、逃走中の少年たちが見つかるが2人は教会へ逃げ込む。昔から少年たちを知るマクソーリ神父は、ボイトの引き渡し要請を突っぱねる。長期戦を覚悟し、教会のそばに本部を設置する特捜班。検視の結果、ゾーイは性的暴行を受けて絞殺されていた。

ep13 I Remember Her Now 第13話「忘れられた少女」

古い建物のエレベーターシャフトで15歳の少女の遺体が発見される。外のゴミ箱に捨ててあったIDから、少女たちが暮らす更生施設の入所者サム・ウェルズだと判明するが捜索願は出ていない。真相を探るため、職員として潜入したジェイがビンスという監督官と一緒に廊下を歩いていると、入所者のトーニャが声をかけてくる。新顔のジェイに探りを入れてきたようだ。一方、サムの死から36時間後、やっと施設から行方不明の通報が入るが…。

ep14 Seven Indictments 第14話「疑念」

市内の住宅でガス爆発が起きて火災が発生。男性の遺体と、まだ息のある被害者も見つかる。被害者は隣接するLGBTの施設の入居者と見られた。遺体は家の借り主、ダン・ルウェリンと身長が同じ190センチであることから、契約期間を残して引っ越す彼が、残りの賃料支払いを免れるためにやった犯行と疑われる。一方、潜入捜査で不在のルゼックの代わりに、ギャング対策課から特捜班に異動してきたリクストンの良くない噂が一人歩きする。

ep15 Favor, Affection, Malice or Ill-Will 第15話「殺しの依頼」

リンジーの幼なじみから殺し屋を探している男性の情報が入り、オリンスキーが殺し屋のフリをして男性に接触。男性はクラークという大学教授で、愛娘レベッカを殺した犯人が釈放されたため、自ら復讐するべく殺し屋に依頼したことが判明する。クラークは犯人はオマー・フライというギャングだと信じているが、エリア・サウス署の殺人課によれば、オマーを犯人だとする証拠は出なかったという。特捜班は真犯人探しに乗り出す。

ep16 Emotional Proximity 第16話「終わらない悪夢」

倉庫の大規模火災で医療センターに運ばれたオリンスキーの娘レクシーは、体の表面の60%にやけどを負う危険な状態に。シカゴ警察は総力を挙げて捜査を開始する。出火当時、倉庫の扉には外からストッパーがはめてあったことから、何者かの意図的な犯行だった。容疑者として浮上したのは放火と殺人未遂の過去があるネイサン・デラーノ。ボイトらは自宅に踏み込むが、そこにいたのはデラーノの仲間クロムウェルだった。その頃、医療センターではオリンスキーとメレディスが愛娘レクシーの回復をひたすら祈り続けていた…。
「シカゴ・ファイア」シーズン5 第15話:悪夢の夜とのクロスオーバー・エピソード(前編)

ep17 Remember the Devil 第17話「監禁」

裸足で血を流している若い女性を見たというハイカーの情報から、特捜班はある小屋の隣にあるコンテナで鎖につながれたジュリアナを発見する。ところがジュリアナはコンテナに戻らないといけないと泣きわめく。その理由を聞いたリンジーは不信感を抱く。ジュリアナによれば犯人の名前はオースティンで、掲示板の求人広告に応募して会いに行き、監禁されたらしい。しかも彼は以前にも誰かを監禁したことがあると自慢していたという。

ep18 Little Bit of Light 第18話「家族」

車内でボビー・トレントの遺体が発見される。彼は犯罪現場を撮影し、その映像をメディアに売って金を稼いでいた人物で敵は多かった。自宅は荒らされていたが、隠されていた記録装置から男女が口論する映像が見つかる。女性の身元は大富豪ハントリー家の娘サラと判明。両親は薬物依存のサラと縁を切り連絡は取っていないという。断薬会でボビーと出会ったというサラは、映像を見て驚く。一緒にいる男性は元彼だと証言するが…。

ep19 Last Minute Resistance 第19話「獣(けだもの)」

バージェスの姉ニコールが、友人の誕生日会に行った帰りにレイプ被害にあう。犯人の記憶がなく、アナルセックスによって腸に穴が開き、大量のケタミンを飲まされていたことが検査でわかる。誕生日会の主役だった友人は、ニコールが怪しい男に見張られていたという。一次会の後、その友人は帰宅したが、みんなはジンクスというバーへ移動し、店に最後まで残っていたニコールと一緒にいたデニースは行方不明になっていたことが判明する。

ep20 Grasping for Salvation 第20話「17年目の真実」

頭部を撃たれた17歳のリチャード・ダウド、通称リッチーの死体が見つかる。現場で凶器の銃や弾も発見されるが、その発射痕から、この銃が17年前にボイトの友人ラファロが殺された事件の凶器であることが判明。事件当時に押収された銃は凶器ではなかったのだ。ボイトは共に捜査した友人ウッズに話すが、彼はまともに取り合わないため一人で再捜査を始める。ところがラファロ殺しがあった当時の事件記録はごっそりなくなっていた。

ep21 Fagin 第21話「銀行強盗」

街なかの信用組合が強盗団に襲撃される。近くにいたリンジーとジェイが現場に向かうと、警備員が死亡、窓口係が負傷しており、強盗団はすでにバイクで逃走していた。ここ数週間で同様の事件が5件。いずれも狙われたのは、現金が多い割に警備の甘い信用組合だ。エリア・セントラル署の強盗殺人課の刑事ヘイリー・アプトンが現場に来て、この事件は自分の担当だと主張するが、ルーゴ部長の命令で捜査は特捜班が行うことになる。

ep22 Army of One 第22話「処刑人」

ある朝、リンジーが家を出るとバニーが待ち伏せており、母から譲り受けた真珠のブレスレットを持っていてくれと渡される。突然のことに戸惑うリンジー。その後、男性が生きたまま焼かれる様がネット上でライブ配信されるという事件が発生。現場の壁には血で「小児性愛者」の文字が書かれていた。焼かれたのは25歳の黒人男性イライジャ。レイプ犯として10代で刑務所に入ったが最近出所し、おばを頼ってシカゴへ来たばかりだった。

ep23 Fork in the Road 第23話「新たな道」(最終話)

取り調べ中の違反行為で幹部による審査委員会にかけられ、決定が下されるまでバッジを取り上げられたリンジー。ボイトはルーゴ部長から、リンジーを取るか、特捜班を解散するかという難しい選択を迫られる。そんな中、バニーの部屋で男性が撃たれ、その後死亡するという事件が起きる。バニーはリンジーに連絡したが、本部に出向いていたリンジーは駆けつけることができない。代わりにボイトたちがバニーの家に行くが…。

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