ep1 Doubt 第1話「不信」
次期シカゴ市長のケルトンが殺害され、特捜班は殺人課と共同捜査することになる。ボイトの車が現場近くで目撃されていたことなどから殺人課のタークラはボイトに疑惑の目を向け、またジェイも疑念を抱いていた。さらにケルトン殺害の銃の線条痕から警察が過去に押収した銃であることが判明。その事件の担当者の中にはボイトの名前が……。一方、アントニオと連絡が取れずに特捜班は心配する。刑務所から保釈されたルゼックは警察権をはく奪されていた。
次期シカゴ市長のケルトンが殺害され、特捜班は殺人課と共同捜査することになる。ボイトの車が現場近くで目撃されていたことなどから殺人課のタークラはボイトに疑惑の目を向け、またジェイも疑念を抱いていた。さらにケルトン殺害の銃の線条痕から警察が過去に押収した銃であることが判明。その事件の担当者の中にはボイトの名前が……。一方、アントニオと連絡が取れずに特捜班は心配する。刑務所から保釈されたルゼックは警察権をはく奪されていた。
麻薬の売人ダリウス・ウォーカーの逮捕に向けて潜入捜査中のアトウォーター。ウォーカーの組織の幹部が何者かに殺され、金を奪われたことを知る。仲介人のラテン・プレイヤーズの犯行の可能性からウォーカーが新しい仲介人を探すと考えたアトウォーターは、部下のアンドレを通じて取り引きを持ちかけるが断られてしまう。一方、ボイトはルゼックの起訴を取り下げるよう、オフレコでクロフォード本部長代理にある提案をする。
特捜班にバネッサ・ロハス巡査が配属される。アトウォーターとコーヒーを飲みに行った矢先に車両強盗が発生し、犯人の1人は逃走。ロハスは応援を呼ばずにもう1人の犯人を追うが、その男は死んでしまう。特捜班は車両強盗の被害者の証言から、逃走した犯人のロドリゲスを捕まえるが……。一方、アントニオがプエルトリコに異動になり、ボイトはアプトンにロハスとパートナーを組ませて、直感に頼るロハスが特捜班にふさわしいか評価するよう求める。
未知の病原菌に市民が次々と感染し、街はパニックに陥る。シカゴ消防署には通報が殺到し、医療センターにも患者が押しかける。そんな中、セントラルシカゴ大学のラボで火災が発生。感染症専門家のセルドン博士も救出され、医療センターで治療薬の開発を手伝うことに。その頃、特捜班はセルドン博士こそが病原菌をばらまきラボに火をつけた張本人であることを突き止める。捜査を撹乱して行方をくらませるセルドン博士。特捜班は動機の解明に全力をあげる。
「シカゴ・ファイア」シーズン8 第4話:病原 パート1 とのクロスオーバー・エピソード(後編)
連続住居侵入事件の捜査に出かけようとしたルゼックは、新人警官リービンズにぶつかられてコーヒーをこぼす。その際、リービンズを厳しくとがめる指導巡査ワーナーのやり方に疑問を持つ。その後、発砲事件の一報で現場へ駆けつけたルゼックとアトウォーター。撃たれたニコライはブルガリア語で「クピ・シ・スヴェシティ」と言い残して死ぬ。レストランのオーナーのバジルはその言葉を許しの意味だと言い、息子ピーターは2人の犯人のうち1人の顔を見たと言う。
ギャンググループ、ハスラーズの隠れ家に強盗が入り、薬物や銃、現金が奪われた。現場に駆けつけたジェイは9歳の少年2人が射殺されているのを発見し憤りを覚える。少年の1人はハスラーズのリーダー、カリームの甥でカリームは捜査協力を約束する。一方、クロフォード本部長代理は早期解決に向けて最先端の顔認証ソフトの使用を推奨。結果、マーカス・ウエストが逮捕されるが、マーカスは画像の人物は自分ではないと涙ながらに訴える。
少年が撃ち合って死ぬという事件が発生。少年は普通の麻薬よりも強力なカルフェンタニルを売っている時に、縄張りを争う相手の少年と鉢合わせしたのだ。クロフォード本部長代理は現場がダリウス・ウォーカーのシマの付近であることから、ボイトにウォーカーを利用するよう命じる。ボイトはウォーカーに情報屋としての仕事を命じ、ブック・バーという男の情報を得る。アプトンが長年の情報屋であるキャメロンを使ってバーに近づこうとするが……。
麻薬の売人を追跡中、バージェスは頭部を鈍器で複数回殴打されていた遺体を発見する。8年前に失踪したアリーで手足には拘束を示す傷跡があり、両親の話から男に誘拐されていたらしいことが分かる。防犯カメラの映像からロペスという売人を連行するが、自分はアリーを助けたのだと主張。その後、遺体のネックレスに付着した毛髪から別の失踪女性クレアの存在が分かる。7年前に行方不明になったクレアは毛髪のDNAからまだ生きていると考えられた。
マーカス・ウエストを誤認逮捕し刑務所で死なせた自責の念に苦しむジェイは、素性を隠してマーカスの妻アンジェラと息子ボビーを支援していた。そんな中、イングルウッドでホゼ・サンティアゴという男性が拷問されて殺される事件が発生。捜査が始まるがジェイは用があると言ってその場を去り、アンジェラの家へ行くが何者かに襲われる。アンジェラの家を捜索したボイトはジェイとアンジェラの関係を知り内密に捜査を進めることに。
アンジェラに撃たれたジェイは医療センターに救急搬送される。ボイトは殺害未遂容疑でアンジェラを逮捕するが、アンジェラは警察が夫マーカスにしたことを世間に公表すると脅す。ボイトはクロフォード本部長代理から強盗殺人事件の捜査を任される。凶器が軍用列車から盗まれたアサルトライフルだったことから特捜班に声がかかったのだ。手がかりからバーに勤めるクリスティに接近するが、アトウォーターはそこで意外な人物と遭遇する。
バージェスは病院で胎児の姿と心音を確かめる。その後、ルゼックの地元カナリービルへ行くが、近くの店が襲撃されて現場へ向かい、店主を救出。犯人は覆面の2人組で盗みはしておらず、店を破壊して差別的なことを言っていたと分かる。捜査を始めた特捜班のもとに、さらなる襲撃の知らせが。犯人は逃がしたものの、ニックの話から犯人が20歳ぐらいの白人と分かるが……。一方、ジェイは署に戻るが完全復帰ではないので捜査には出られずにいた。
特捜班は麻薬取引のおとり捜査中に売人が警官だと知る。その悪徳警官の仲間が薬物保管庫に詰める巡査部長で、彼らは押収品の薬物を焼却処分する際に密かに薬物を持ち出し、別の倉庫に隠して売っていた。しかも彼らの顧客にはダリウス・ウォーカーもいた。ボイトはウォーカーを呼び出し、上に大物のボスがいることを聞き出す。そしてウォーカーを使ってボスの正体をつかもうとするが、ウォーカーは今回限りで情報屋をやめたいと条件をつける。
バージェスは妊娠に伴う職務軽減のため、危機管理局で緊急通報の電話対応にあたる。女性から怯えた息遣いだけの通報があり、暴力のような音がして通話が途切れてしまう。現場に向かった2人のパトロール警官は住人夫婦に不審な様子はなかったと言うが、バージェスはプラットに同行を頼みマンションへ向かう。すると家の中には血痕があり、地下へ行くと住人のジョージ・ウェラーの遺体が。捜査を進めると人身売買を行なっていた男の存在が浮上する。
旧知のソーシャルワーカー、ベンからロベルトという名のホームレスの捜索を頼まれたロハス。だが、ロベルトはゴミ箱の中で無惨な他殺体で発見される。犯人捜しをする中で被害者と親しかったサミーという青年と知り合い、彼の証言から事件解決の糸口が見つかり、ついにはサラザールという男にたどり着く。サラザールはマイアミから逃亡してきた恐ろしい凶悪殺人犯だった。一方、捜査に協力したサミーは妄想型統合失調症をわずらっており……。
火災現場に駆けつけたボイトたちはショーン・ローマンと再会する。ショーンはバージェスに、サラが売った薬物で過剰摂取の死者が出たら殺人になってしまうため、署に行かなかったのだと言う。火災を起こしたトラビスは重症で病院に運ばれた後、恋人の死の責任はローガン・ピーターズにあるため火をつけたと供述。さらに過剰摂取で2人が死亡し、ピーターズが売っている偽造薬が原因と分かる。ショーンとバージェスは行方知れずのピーターズの足取りを追う。
「シカゴ・ファイア」シーズン8 第15話:家族の行方 とのクロスオーバー・エピソード(後編)
消費者金融が強盗に襲われ、強盗犯の1人が撃った弾で通行人が負傷。アプトンと駆けつけたジェイが対応している間に2人組の強盗犯は車で逃走した。ジェイは負傷者を助けようとしていたミシェルに話を聞くが、彼女の供述は不正確で連絡先や苗字も偽りであったことが判明する。勤務先に乗り込んだジェイが問い詰めると、もっともらしい説明をするミシェル。そこへ夫シェーンがやってきて、ジェイは彼女が夫を恐れているのを感じ取る。
公園でローリン・エイバーズ・ギャングのボス、ブルックス・キャンベルが銃撃を受けて殺された。駆けつけたボイトは流れ弾に当たって重傷を負った10歳の少女ウィラの応急処置を行う。殺人課が捜査を引き継ぐのを退け、ボイトは捜査を開始。キャンベルの右腕で事件の一部始終を見ていたはずのラマー・ガリソンに話を聞くが、何も見ていないと言う。ガリソンに当たりをつけたボイトは、かつては大物で今は牧師のフランク・ロチェスターに協力を求める。
麻薬密売組織のボス、ガエル・ロドリゲスは残忍な殺人者でもあるが抜け目がなくボロを出さない。そのため特捜班はガエルの右腕のTJに接触を試みる。その捜査中、ロハスは元カレのルイスと遭遇。潜入がバレないようにその場をやり過ごし、アトウォーターがTJとの取引をまとめる。実はルイスはロハスが里親と暮らしていた頃からの付き合いで、成人になってからは同棲もしていた。だが、ある事情から自分が警官になったことをロハスは打ち明けられずにいた。
ルゼックは交際中のシェリが勤めるバーの外で女性が誘拐されるのを目撃し、追跡するが事故を起こしてしまう。誘拐された女性はバーの客ではなかったが、客が録った動画からシャーロット・ヘンズローと分かる。ボイトは父親で家具会社のCEOウェード・ヘンズローを訪ねるが、ウェードの態度から既に犯人から連絡があったと見抜き、犯人とのやりとりを聞き出す。ボイトは犯人から送られてきた映像を分析し、建物を特定するが……。
銃の密売組織に接触中のアトウォーターは、おとりの取引現場で去年自分と因縁のあった白人警官トム・ドイルと遭遇する。刑事に昇格したドイルは同じ組織に潜入していたのだ。合同捜査をすることになり、ドイルとアトウォーターは一旦休戦を宣言。見事に密売組織のボスを逮捕した。だが祝杯をあげに2人がバーに向かう途中、ドイルは大きなバッグを抱えた黒人男性を麻薬の売人だと決めつけて乱暴に職務質問を始め、事態は予想外の方向に……。