第77回！ 罠！犯罪！依存症！シーズン4も問題続出～！

2018年7月17日

一枚岩の結束が崩壊しそう…？51分署の面々にも新たな危機が訪れます！

皆さんこんにちは！シカ子のシカゴ通信です！

 

「シカゴ・ファイア」シーズン4、現在前半のVol.6までが好評レンタル中ですが、

ご覧になった方、いかがでしたか？

 

これまで「シカゴP.D.」や「シカゴ・メッド」を含む“シカゴ”シリーズでは

貧困、アルコールや麻薬問題、そこから派生する家庭問題や犯罪と、その加害者や被害者問題などが

事件の背景として多く描かれてきました。

シカゴ市内で暮らすごく普通の人々が「運悪く」巻き込まれてしまう事件、

それを見守る消防士や警察、病院関係者…という描き方が多かったと思います。

 

しかし「シカゴ・ファイア」シーズン4ではメインキャラクターたちが今まで以上に、

「いやおうもなく巻き込まれ」たり、「仕事の影響で心身が不安定」な状態に陥り、

犯罪や悪癖と直で対峙するというストーリーで視聴者の心を直撃してきます。

 

 

セブライドが直面するのは「リーダーとしての資質」。

近年よく見かける「怒りのコントロール」という言葉ですが、第1話「新たな火種」では

「お前、すぐカッカし過ぎ！リーダーとしての資質に欠ける！」というわけで

セブライドがセミナーに強制的に放り込まれることに…。

そこで出会った女性ジェイミーは弁護士で、彼女との関係が深まるにつれてある事件とも関わりが…？

セブライドの女性遍歴と、彼の小隊長としての成長を見届けましょう！

 

 

小隊長の地位を失ったセブライドの代わりにやってきたのがパターソン。

非常にまじめで勤勉な人なのですが、ちょっと後ろ暗いところが。

彼は上司に逆らわないタイプで、51分署を解体したい敵のスパイという立ち位置です。

セブライドやケイシーとやり合い、もちろんボーデンにも反感を買うパターソン。

51分署の面々とはとにかく反りが合わないわけですが、この結末や如何に！！！

 

 

一方、署長のボーデンには恐ろしい罠が――。

隣に越してきた女性にした親切が仇となり、まさかのレイプ疑惑が噴出！

これにはもちろん裏事情があるようですが、狡猾な手腕でついに逮捕されるボーデン。

圧倒的なピンチに陥った彼に救いの手を差し伸べたのは、おっと、意外なあの人～～！

第7話「秘密」からの刑事ドラマのような展開は必見ですよ！

 

 

実は、シーズン4の核となる人物は、クルースかもしれません。

これまで、ギャングに入っていた弟を救い出して手を切らせ、非道な報復と戦ったクルース。

その代償はとても大きいものでしたし、クルースも本当に苦しんできました。

第6話「動き出した歯車」ではクルース兄弟の古馴染みフレディが、クルースに助けを求めます。

しかし貧困家庭と荒っぽいギャング内で育ったフレディに常識は通じず…

ギャング育ちから一般社会への復帰がどれだけ難しいことか、クルースを中心に描き出しています。

またこのエピソードこそが、今回のクロスオーバー・エピソードのきっかけともなります。

 

 

救命士側でもブレットとチリの間に亀裂が…！

ブレットは、流れ弾を浴びた妊婦が出産した赤ん坊の引き取り手が見つからないことから

心配し過ぎが高じてしまい、チリやボーデン署長から警告されてしまいます。

仕事上、ドライに徹して被害者と一線を引くというのは難しいもの。

第3話「愛しい命」で彼女に手を差し伸べたのは「シカゴ・メッド」のチャールズ先生でした…。

 

一方、自由で明るいキャラクターのチリですが、ある事から危うい方向へ傾いていきます。

新人のジミーと恋人同士になったと思いきや暴走して署長に叱られ、

反省して仕事に集中しようとするジミーに失望し、混乱するチリは…。

第8話「追いつめられて」は、不安定な心を持て余す若い女性の苦悩に満ちたエピソード。

 

 

その他にも、ケイシーとドーソンの新たな絆や試練、

マウチ渾身のプロポーズ回など、キャラクターたちの人生を彩る出来事も続々登場！

 

 

「シカゴ・ファイア」史上、最も多くの視聴者を集めたシーズンの称号通り、

どのエピソードも現代アメリカ社会の弱者を描き出し、心を打つストーリーが展開しています！

ぜひ、一度ご覧になってくださいね。

 

それではまた来週、燃える火曜日にお会いしましょう！

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