2019年6月25日
「シカゴ P.D.」の撮影現場は「ファイア」よりもリラックス?第2弾もファン必読!!
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燃える火曜日、シカ子のシカゴ通信です!
来週7月3日(水)より、「シカゴ P.D.」シーズン4 レンタルDVD Vol.7~Vol.12、
そしてセルDVD-BOXがリリース開始となります!お待たせしました、怒涛の後半戦が始まりますよ~!
今回はキム・バージェスを演じるマリーナ・スコーシアーティ来日インタビュー第2弾です!
第1弾はコチラ>>http://chicago-tv.jp/news/2019/06/0604.html
ではまず、「シカゴ P.D.」の撮影について聞いていきましょう!
――撮影現場の雰囲気はどのような感じですか?
「この質問をされると、たちまち笑顔になっちゃうわ。それくらい楽しい現場なの。10カ月ずっと一緒に仕事をしているから、終わりに近づくとさすがに、そろそろ休暇を取って1人になりたいかな…?なんて思うこともあるけど、それくらい長くチームで一緒にいるのよね。それに仲間たちの信頼関係がとてもしっかりしていると思う。普通、役者同士で演技についてあれこれ言わないものなんだけど…だってそれは監督の役目だしね。でも私たちはお互い、ここはこうしたら?なんて演技について話したり提案したりするの。とても自由にそれができるし、だからこそ作品の質も高められるし…。本当に良い関係だと思うわ」
プロ同士でお互い遠慮なくアドバイスし合える関係ってなかなかないですよね。
体を張るアクションシーンでも信頼関係は大事なはず!
「実は私、すぐ怪我するので有名なのよ(笑)。この作品では大がかりなシーンは別として、ちょっとしたシーンなら、役者がみんな自分でアクションをするんだけど、私だけは、スタントマンかボディダブルが入るの…。私、普通に歩いているだけでも転ぶような人なので、そんな私がアクションするのをスタッフが心配しちゃって。今も、膝の一部分だけ感覚がない所があるんだけど、膝をガッと上げて、相手の腕に当たるはずが、なぜか床にガツンと当ててしまったのよね。それから、全力で走っていたらレンガの壁に体当たりしちゃって、一瞬記憶が飛んだり。傷や跡が残っちゃって、おかげで思い出深いシーンがたくさんできたわ」
マリーナ、意外にドジっ子?…でも「シカゴ P.D.」のアクションシーンはかなりハードですからね。
――ドラマの中で一番印象に残っているご自身の出演シーンはどれですか?
「一番印象に残っているシーンは、シーズン4の後半、第19話「獣(けだもの)」ね。その時、妊娠7カ月半だったので産休するために、ストーリーの中で何か理由が必要だったの。このエピソードは、バージェスのお姉さんがレイプされるという事件で、バージェスは傷ついたお姉さんの面倒を見るということで、しばらくお休みすることになったの。「シカゴ P.D.」でも辛い思いをする被害者という役は多いんだけど、このエピソードは特にバージェスの身内ということで、それはまた違う衝撃よね。だからバージェスの哀しみや、精神的なダメージを考えたりするこがとても大変だったわ。同時にその頃が妊娠後期で、ワンシーン撮影するごとにちょっと座らなきゃ、というような感じで。それもかなりハードな状況だったと思うわ」
卑劣なレイプ犯たちにおとり捜査を仕掛けるリンジーとバージェス!
第19話も、バージェスの精神的な転換期ともいえるエピソードです。
ではクロスオーバー・エピソードについて聞いてみましょう。
――クロスオーバー・エピソードの魅力は何だと思いますか?撮影現場の雰囲気は?
「クロスオーバー・エピソードで撮影現場が変わると、雰囲気がガラッと変わるのは、友人の家に遊びに行くみたいな感覚なの。例えば、友達のクリスの家に遊びに行ったらお母さんは厳しいけれどもお父さんは楽しい人だったり、アンの家に遊びに行ったらそこの家は放任主義で割と何をやっても怒られない、みたいな感じかな。「ファイア」の現場は、脚本はわりとコミカルな要素もあるんだけど、実は現場の雰囲気はとてもキッチリしていて厳格なのね。だから、「P.D.」の方ではちょっとセリフ忘れちゃった!なんていう時もアハハ~!で済むけど、「ファイア」では絶対あり得ない!もう6~7年もやっているのに、いまだに「P.D.」のメンバーは「ファイア」の撮影に行くと、緊張しまくりなのよ!」
――なぜ「ファイア」はそんなに厳しいんでしょうね?
「そうね、「ファイア」はシリーズの長男的立場だからかしら。弟たちの見本にならなきゃいけないから、ちゃんとした兄貴という立場をずっと保っているのかもね。それから、ドラマというのはいろいろな性格の人たちが集まっているから、シリーズの中でもボスが違うし、スタッフも違うわけで、みんなの性格でチームの雰囲気が出来上がるのかもしれないわね。それと、リードキャラクターが現場の雰囲気を決めるっていうのもあるわ。「Law & Order/ロー・アンド・オーダー 性犯罪特捜班」はオリビア・ベンソン、「ファイア」はボーデン大隊長、「P.D.」はボイトで、皆それぞれ個性が違うでしょ。彼らがどういう現場にしていくかで、また変わってくるんだと思うわ」
ボスの影響は確かに大きいですね!よくわかります!
――クロスオーバー・エピソードなどを通じて、他の“シカゴ”シリーズの出演者と交流はありますか?
「みんな、似たようなエリアに住んでいるのよ。だから他のシリーズのメンバーともしょっちゅう会ったり、遊びに行ったりするわ。撮影現場は近いんだけど、ロケに出ると他のメンバーとは会えなくなっちゃうから、ミランダ(・レイ・メイヨ)とは一緒にワークアウトしたり、ジェシー(・スペンサー)とはクライミングに行ったりして、敢えて時間を作って一緒に過ごすようにしているの」
「メッド」のローズ先生VS.「P.D.」のバージェス刑事!
みんな楽しそう!「シカゴ・ファイア」100話記念パーティーから。
確かに、SNSからもキャストたちの仲の良さがビシバシ伝わってきます!
――お休みの時はどのように過ごしていますか?
「この仕事はけっこう体力を使うので、ワークアウトすることが多いの。パフォーマンス・スイミング・システムズという所なんだけど、もう本当に体力を使い果たすまでやるのよ。私は週3回くらいだけど、ジェシー・リー・ソファーは優秀だから毎日行っているわ!たまの休暇はアッと言う間に終わっちゃうわね。私は本を読んだりワークアウトしたり、それから友達とご飯を食べに行ったり。そして子どもと一緒に過ごしているわ」
ジェシーのワークアウトは、こんな感じかな?
――DVDなどで過去のエピソードを楽しむことはありますか?
「それがなかなか難しくて。だって、自分の演技を見ているとちょっと落ち込んでしまったり、このシーンは良くできた、とか、ここはマシだけど、ここはもっとこうすればよかった…、なんて思ってしまうのよね。実況ツイートするために、放映時にファンと一緒に観ることは観るんだけど、過去のエピソードを自分で観るのは厳しいわね。もちろん、友人の俳優たちが出ている場合は喜んで観るわ。私の母は、私が出ているシーンを観返すのが好きみたいだけど」
では、今後の目標などについても聞いてみましょう。
――今後の抱負やチャレンジしたいことについて教えてください。
「実は私、コメディの脚本を書いたので、これからロスのスタジオに売り込もうかと思っているの。妊娠中の女性が職場の上司にそれを隠そうとする…という内容なんだけど、やはり妊娠って昇進や様々なことに影響するでしょ?私はコメディが大好きだから、一生懸命書き上げたの。特に今、撮影がシリアスな部分に入っているから、反対にこういうものもやりたいな、と思って」
――日本のファンに、メッセージをお願いします。
「日本でとても素敵な時間を過ごしました。皆さんが「シカゴ P.D.」の新しいシーズンを観て、素晴らしい時間を過ごしてくれることを願っています。皆さんと日本が大好きよ、どうもありがとう!」
日本のファンのために、とても熱心に質問に答えてくれたマリーナ。
笑顔を絶やさず、日本のスタッフにも日本語で「ありがとう」と言ってくれたりしてスタッフも感激したとか。
本当に細やかな気遣いがあるステキな女優さんでした!
もうすでに次のシーズンの撮影に入っている「シカゴ P.D.」、これからの展開が気になりますね!
まずは波瀾万丈のシーズン4をDVDで観ながら新情報を待つことにしましょう。シカ子でした!
「シカゴP.D. シーズン4」
6月5日よりDVDリリース開始
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
「シカゴ P.D.」シーズン5
海外ドラマ専門チャンネルAXNで
毎週金曜夜11時より放送中
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●"シカゴ"シリーズ 関連情報はコチラ!
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